やれば出来ると思うのはまだ始めてもいないから
リタイアするならポルトガルでしたいなとおもって準備を始めてみたら、ポルトガルには住むことにはなったけれど、肝心のリタイアするタイミングを考えなかったので仕事をどうすればいいのか考えている。が、まあとりあえず半年ぐらいは仕事しなくてもいいだろと今まで挑戦したくてもできなかった”まったくお金にはならない事”を片っ端からはじめている。
例えばプログラミング。最後にプログラミング言語をさわったのはなんと学生時代の授業にあった計算機演習でのFortranなんです。(ちなみに最近までエンジニアといえばCivil engineerとかElectrical engineerとかみたいに思っていたが、今はエンジニアといえば昔でいうところのプログラマーなんだなというのを最近知った。)使ってみたかったプログラムもあるしいろんなAIツールとか勉強してみたいしウクレレも弾いてみたいし、いつかはファドギターにも挑戦したいし、ポルトガル語も始めたいし、読みたい本もいっぱいあるし、あれも、これも、、
といろいろ始めてみると、始める前は「仕事をやめて時間ができて集中してやれば”たぶん簡単に”出来るだろ」「数週間もあれば習得できるはず」などと思っていた気持ちがズタズタになっている。新しい事が多すぎる。学ぶことが多すぎる。片っ端からどんどん忘れる。習得するには何年もかかりそうだよ。I'm overwhelmed and discouraged…..という気分になっている。
でも、よく考えてみると「自分には無理だ」と思えてるということは、それはつまり「とにかく始めてみた」という証拠なんだとおもう。
まだ始めてもいないから何も知らない。何も知らないから「自分はやれば出来る」と自信にみちあふれたまま結局なにも始めないで一生をすごし「やれば出来たはず」と一生を終える。それぐらいなら気落ちしつつも「やっても出来なかった」を選ぼうと思ってがんばってみる。「やったら出来た」になるかもしれないもんね。
そういえば諦めていたフランス語だって”この年でも”やったらできたじゃん。
Never give up, Never surrender.
(私はGalaxy Questが大好きなんです。)
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やればできると思ってるやりたい事がまだある。ということは始めてもいないってことよね。よし始めよう。