DALF C2を受けた話
DALFのC2の試験を受けて見た。
実力的には問題外に高レベルの試験なのだが、前回のC1の結果が出るのが遅くて、結果が出るまではC1に再挑戦はできないということで、模擬試験を受けるつもりでC2を申し込んだのだった。フルマラソンどころかハーフマラソンも走ったことないのに、いきなりフルマラソンの大会に出るような感じだろうか。
*
C2は2科目(EcritesとOrales)があり、文章を読んで短い記事(article)のようなものを書く科目と、長めの音声を聞いてから、それを元に短い発表をして討論をするという科目だ。後者は歯がたつわけがないと最初から諦めていたので棄権して、読み書きの科目だけを受けて見た。
とにかく長い。1科目だけなのに、3時間半ととにかく長い。
しかもこんなかんじのclassroom chairで、木の椅子は平らで固いし、机部分は30cm x20cm程度の広さしかないので、快適な試験ではなかった。お尻も痛くなってきたし、Oralesは棄権と決めていたので、書いた後に見直しもせず、終了20分前に試験会場をでた。
*
なので、とても点が取れるような試験ではなかったのだが、意外なことにC1より楽しい(性にあった)試験だった。文章(4つの長文+図やイラストなど)のレベルはC1よりも読むのが(比較的)楽だったし、書く内容と構成を決めたらどんどこどんどこ書いていけばいいので、大雑把な性格の私の性にはあっていると思った。なんせ大雑把な性格なので文法の間違いも山のようにあったはずだが、どうせ模擬試験だしと気にしなかったのも楽しめた原因かも。
*
少なくとも、この程度の実力でC2に挑戦しちゃうという恥知らずになったということは喜ばしい気がする。