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2023年もラジオをたくさん聴いた

この記事を毎年書きはじめてもう3年目。
誰に需要があるわけでもないけど書いてて楽しいので書いている、これが趣味ですよね。

普段は仕事とそれにまつわる課外活動と家事が忙しくて、そのスキマを埋めているラジオに向き合うことはありません。でも、年末年始の時間のあるときにじっくり浸るのは悪くないです。


毎週欠かさず聴く

好きな順です。入れ替わりあり。

毎週聞いてる番組だけで週に27時間半あって、これは昨年と同じなのですけど「伊集院光のタネ」や「あののオールナイトニッポン0」をたまに聴いてるので合計の時間的には増えてます。私生活が実態以上に忙しい気がするのはこのせいか……?
ポッドキャストにまで手を出すともはやキリがない(マユリカが面白いらしい)ので、地上波時代から聴いている「たまどん」だけに留めています。

空気階段の踊り場

今年の頭に「2人とも成功と安定を掴みました」と書いたのですけど年明け早々にもぐらが離婚。

オズワルド伊藤が「離婚でキングオブコント優勝とのバランスを取ろうとしている」と表現した通り、人生ジェットコースターにも程がある。

もぐら離婚が番組に与えた影響は実に大きく、

  • たつまるジングル廃止

  • 「孤独なおじさん、いざ行かん」コーナー開始

  • もぐらが風呂に入らない問題が再発

などなど。かたまりの号泣プロポーズ然り、ここまで過去音源を聴くと微妙な気持ちになるラジオも珍しいです。ポッドキャストで聴けるんですけど……

まあ、このライブ感がラジオですよね。

トークは安定して面白いんで、山ちゃんがもしJUNKギブアップしちゃったら空気階段にやって欲しいです。

今年は「大踊り場」の年だったのでイベントを配信で見ました。

イベントの様子はきっと来年の単独公演DVDに収録されるので詳しくは書かないんですけど、あの「中川」さんの件に進展があって衝撃。

月曜JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力

ラジオをこんだけ聴いておきながら「帝王」にたどり着くのに3年かかってしまった。いざ聴き始めてみるとその称号に納得です。

最初のきっかけはJUNK20周年記念特番に対するコメントを聴きたかったからなのですが、いまや毎週一番笑っているのはこの番組です。

伊集院さんのスキルがあればメールを広げるだけで2時間いけそうなのに、それをせずにトークをちゃんと作ってくる。テレビ収録でのエピソードはほとんど話さない。なんならコーナー以外でメールは読まない。

ストイックすぎて惚れ惚れします。

一番楽しみにしているのはコーナー「新 勝ち抜きカルタ合戦 改」。これほどの長寿番組になればハガキ職人が精鋭揃いなのは当たり前、けど何よりネタを面白くする伊集院さんありきで成り立っている面も大きく、8割笑いながら2割は感心してます。

2023年の伊集院さんといえば「水曜日のダウンタウン」の「昭和はむちゃくちゃだった系の映像、全部ウソでもZ世代は気付かない説」でトーク力が絶賛されてましたけど新米リスナーからしても「さもありなん」でした。

ところでこのカルタのコーナー、大雑把に言えばテーマと頭文字を決めて大喜利する形なのですけど、テーマごとの選曲が地味にツボだったりします。

特に「裏のいらすとや 裏すとやカルタ」に「青い空に絵をかこう」を充てたスタッフは天才。

マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0(ZERO)

「銀狼怪奇ファイル」「シャンディアの戦士 ブラハムとゲンボウ」等々のミームを密かに生み出し続ける男子校ノリ番組。

トークはずっと面白いんですけど、リスナーのノリが男子校の悪ふざけになってきて、ちょっとしょっぱいなあ、と思うことがときどきあります。

ゲスト回は相変わらず鬼門なのか、

謎のノリで不在のゲストをいじる
→本人降臨
→本人、ノリきれず
→マヂラブも気を遣って終了

の流れが減ってきました。

でも、リボルバーヘッドをきしたかの高野が1人で相手する回は面白かったです。高野の困り方に素が出ていて、元々来る予定だったであろうフジモンより面白くなったんじゃ?と思いました。マヂラブの2人、プロデューサー業も行けるんじゃないですかね。

今年はロンハー等のアンケートでもラジオに言及されるようになり、番組の一般知名度が少し高くなったかも。

ほら!ここがオズワルドさんち!

昨年は継続を心配していましたが、春の改編を乗り切ったあたりから急激に安定しました。いまでは安心して毎週聴けるラジオに。

ゴッドタンの「ラジオ芸人サミット」で劇団ひとりが言ってたように畠中が輝いているラジオです。伊藤の言う「こだわり始めたらテコでも動かない」面がよく見えた年でしたね。

「そのうち男性が下半身をセックスアピールする時代が来るんじゃないか」「口じゃなくて肛門どうしでキスする文化ができるかもしれない」みたいに畠中が変な方向に想像を飛ばしたトークは毎回面白い。

漫才での畠中のサイコキャラも誇張はあれどウソではないんだろうな、と思わせてくれます。優しいけど、本質的なところでは他人に興味がなさそう。

サスペンダーズの馬場歩き

空気階段・真空ジェシカ・オズワルド・金の国と続いてきた「マイナビ Laughter Night」内での番組。

古川のトチ狂いっぷりにドン引きしながら悪い笑いが出てしまうラジオです。

初回から大学の先輩にワンナイトを申し込むのみならず、その後もジョイナス久志事件・おかわり半ライス事件・CA合コン途中抜け事件等々、こじらせて事件を次々と起こす古川。この人売れないほうが良いんじゃないかな……

最初はコントキャラクターをまとったような語りで「素の喋りが聴きたい」と思っていたのですが、素の古川を地上波でそのままお出しできるわけもありませんでした。

しかし最近は徐々に素で喋るようになってきて、当初は「メガネあるある」なる投げやりなコーナーを充てがわれていた依藤も結婚を機によく話すようになり、普通にトークが面白いラジオになりつつあります。

サスペンダーズがまだネクストブレイクにいることを考えると継続は厳しいし毎週企画をやる今のスタイルをポッドキャストでやるのは難しいだろうけど、さて春改編どうなるか。

火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ

毎週当たり前のように聴いているのですが、お二人が佐久間さんのYouTubeに出演した際に改めて太田さんのトーク力を実感しました。

料理しながら見てたのに話に引き込まれすぎて手を切りそうになりましたよ。

今年はゲスト回が多めだった気がしますけど、ゲストが緊張せずリラックスしているのが良いですね。

特にジョニー志村(タモリさんのモノマネやってる人)の回は死ぬほど笑いました。いいとも終わって9年、直接タモリさんと話したことある若手も少なくなってきて、ものまね番組でちゃんとコメントできる人が少ないんですよね。
その点、爆笑問題とタモリさんには深い関係性がありますから、ちゃんと「本人を知ってる」リアクションでした。

ところで、今年のカーボーイを語るにあたって「ウーパンゲーム」は欠かせないでしょう。M(ail)-1の種目としては上手くハマらなかった気がしますけどね。

還暦手前のおっさん2人がわけわからん即興ゲームを毎週やってるだけでも異常なのに、その音源をいちいちCD田中で再利用してくれるもんだから一粒で二度美味しいですね。けどゲームはそろそろネタ切れかもなー。

そういえば、ウエストランドに言及する太田さんの「あいつら忙しいからよ」が毎回嬉しそうでほっこりしてましたが、これも来年は聴けなさそうです。残念。

オードリーのオールナイトニッポン

「だが、情熱はある」を差し置いて、春日のやばさが徐々に明らかになっていく1年間でした。長年のリスナーにはおなじみなのかも知れないけど。

グレゴリーボム、ディズニー行きの電車でのリュック忘れ事件、「知らない」を格好良いと思っている件、煮玉子事件等々。

今年のMVPはクミさんですかね。おいたわしや。
グレゴリーボムの件で電話出演した回がテレビに流れて話題になった他、ゲスト出演回は春日のアレさにリスナーがドン引きしてました。でも、星野源ANN0でフワちゃんと出演した際にこっそりフォローしてるんですよね。できた奥さんです。

東京ドームライブ、現地は全部外れましたがライブビューイングは当たったので行ってきます。1人で。

水曜JUNK 山里亮太の不毛な議論

朝の帯番組のMCが決まり、キングオブコントのファイナリスト発表で前のめりになってる若手を見事に捌き、急遽呼ばれたTHE WのMCもしっかりこなして絶賛され、果ては半生がドラマ化。今年の山里亮太は無敵です。

しかも、DayDay始まっても不毛な議論の生放送は継続。最近は多忙から声の調子が悪いのが心配です。というか今週ついに声が出なくなって緊急受診したトークをしていたので、どこかで倒れやしないかヒヤヒヤしています。

カーボーイのEDで太田さんが山ちゃんをいじるコメントをしても反応しなくなったのは、忙しすぎて聴けてないんじゃ?と邪推しています。

コーナーの調子も正直なところあまり良くないし、時間帯を少し上げて無理なくやってほしいなあ。

そういえば、2月には番組イベントの他力本願ライブに行きました。ウエストランドを初めて生で見て印象が変わりました。井口の話術、本当に凄まじくて圧倒されましたもんね。

金の国のたまごどんぶり

現在「サスペンダーズの馬場歩き」の枠で3月まで放送していて、その後ポッドキャストに移行した番組です。

今年はキングオブコントも準々決勝で敗退してしまって、桃沢からおにぎりへの当たりが強いな、と思っていたら休養を取るという話が。余計なお世話かもしれないけど大丈夫なんでしょうか。

昨年は「おにぎりは陽キャのヤバさで桃沢は陰キャのヤバさ」と書いたんですけど、今年はおにぎりのヤバさが際立つ年でした。

「陽キャのヤバさ」、具体的にいうと彼は「自分の無謬性を信じて疑わない」んですよね。

「おにぎりさんの良くないところは自分の面白いを押し付けるところ」というメールが届いてましたけど首がもげるほど頷いちゃいました。

どこまで素でどこからキャラなのか分からないですけど。

そういえば、ポッドキャスト化で「金のメロディ」なくなっちゃって寂しいです。地上波での最終回付近にbittersweet samba使ったネタが放送されて他のが印象的。

ナイツ ザ・ラジオショー

今年一番おもしろかったのは、ナイツが揃ってVIVANTにハマりすぎて月・火・水と語り続け、スタッフの間で問題になってついには「VIVANTの話は10分まで」と怒られたという一連の流れでした。

土屋さんまでハマっちゃうともう止める人が誰もいないんでしょうねー。

ところで、土屋さんといえば今年はボケが分かりづらすぎて困惑してるシーンが多くなってきてるように思いました。週に15時間もラジオをやってれば、塙さんも分かりやすいボケしろがなくなってくるんですかね。。。

ちなみに。今年はこちらのラジオにメールを送って3回ほど採用されました。記事トップの画像は頂いた封筒とステッカーです。

中川家 ザ・ラジオショー

毎週毎週、手を変え品を変えて同じ話をしてるのになんで面白いんですかね?突然ミニコントが始まると膝を打って聞き入っちゃうんですよね。

「クイズ!正解は東島」復活してくれないかなあ。「中川不動産」も好きですけども。

サンドウィッチマン ザ・ラジオショー

聴いてると昭和パワハラ芸がちらちら覗いて「なんで好感度高いんだ」と思います。

けど「好感度が高いのにも納得だな」と思わされることもたくさんあります。
2人にはゲストへのホスピタリティがあり、筋の通った姿勢を貫いており、本物の地元愛があるからです。東北を背負う覚悟のようなモノを感じますね。

ところで、サンドクリニックのコーナーは相変わらず面白いです。
ただ、最近は本物の暴飲暴食をしてる人からもメールがきていて、サンドの2人が苦笑いしながら受診を勧めることもしばしば。

カロリーゼロ理論は笑っていられる間だけにしときましょう。

ときどき聴く

特筆すべき点のある番組だけ。他にも佐久間さん、霜降り明星、おぎやはぎ等を聴いてます。

伊集院光のタネ

リスナーのメールを拾うことをやってこなかったが改めて大事だと感じた、と春ごろに「馬鹿力」で語っていましたが、それを結実させたような番組。

週刊プレイボーイのインタビュー記事で「5年以内に集大成的番組を持ちたい」と語っていて、この番組もその下地作りの一環なんでしょう。
ラジオのスキルを白伊集院のままで発揮してて新鮮です。

みんなの鉄板トークが送られてくるだけあってエピソードがどれも強くて好きなんですけど、ナイターオフ番組だから春前には終わっちゃうのかな。

あののオールナイトニッポン0(ZERO)

あのちゃん、こんなに喋れたんだ。話を広げるのほんと上手ですよね。

水ダウで「ほぐした赤LARK」とか言わされてたときは得体の知れない印象が強かったので、良い意味で裏切られました。

スペシャルウィークのゲストが何気に豪華なのも良いですね。本田翼が来た回はリスナーの悪ノリも相まって最高でした。

ニューヨークのニューラジオ

火曜に聴いていることが多かったのですけどその時間に深夜の馬鹿力を聴くようになり、最近あまり聴いていません。

ニューヨークもすっかりキャリアハイになってサクセスストーリー的な面はなくなっちゃいました。でも、2人の内面はそう変わっていなさそう。

中川家と同じく、毎週同じ話をしているけどなぜか面白いラジオです。

パンサー向井の#ふらっと

年明け一発目に思いつきでメールを送ったら採用されました。

「17連休明けです」と書いたら正月2日からラジオをやってた向井さん、少し引いてました。ごめんなさい。

ステッカーの裏にはちゃんとサインが。丁寧に対応してくださってありがとうございます。

みんなもラジオを聴こう(1年ぶり3度目)

今年も順調にラジオの深みにハマっていき、ついに時々メールを送るようになりました(ネタメールじゃないよ)。

JUNKもANNもメンバーが安定している割に新しい人達がどんどん出てくるので嬉しい悲鳴です。春の改編どうなるかなあ。金魚番長はLaghter Nightの後半枠やるでしょうけどね。

来年もよろしくお願いします。

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