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マジックの練習方法を徹底解説!〜マジシャン直人のマジック講座①〜
(今回の記事は動画内の2:26〜12:40の部分を記事にしています)
僕の大好きなマジシャン直人さんが、マジック上達のコツを質問形式で答える動画をアップしていました。
非常に価値のある内容だと思ったので、自分の見解も交えつつ何回かに分けてシェアさせていただこうと思います。
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今回はマジックの練習方法について。
直人さんは、マジックの練習方法には大きく分けて、人前での練習と人前でない練習の2つがあると語ります。
人前でない練習方法
●鏡を使う
マジックを練習する上で鏡の前で練習する人は多いはず。
僕もよく鏡に向かって延々と同じテクニックを練習したりする。
しかし、鏡での練習には注意点が2つあると言う。
一つは鏡に頼みになってしまうということ。
鏡を見ながら演技を練習するということは、常に見えてないかな、バレてないかな、ということを確認しながらの演技になってしまう。
それに慣れると、実際に本番で鏡のない場で演技する時に不安が大きくなり自信が持てなくなってしまうのだ。
もう一つは、自分で鏡で見ている角度と、観客が見ている角度は必ずしも一緒ではないということ。
鏡で練習して完璧だと思っていても、実際お客さんに見せたら丸見えということもあるそうだ。
しかし、だからといって鏡での練習がいけない訳ではない。
自分のハンドリングを確認する為には鏡での練習が1番適している。
●動画を撮る
観客の目線、観客から見える角度を研究する為には、動画を撮ることが有効。
まずは観客の目線を意識した高さにインカメでカメラを設置し、その角度で確認しながら動画を撮る。
それに慣れてきたら、今度はアウトカメラで一連の流れを撮影し、動画を見返して研究する。
こうすることでより本番に近い目線を意識して練習することができる。
また、動画にして見返すことでより客観視点で自分の演技を見ることができ、冷静に分析することができる。
●喋りながら練習する
人にマジックを見せる時に、一言も喋らずにマジックをする人はほとんどいないだろう。
いてもトランプマンくらいだ。
であれば、練習の時にも本番同様のセリフを言いながら練習すべきである。
「1枚引いてもらってもいいですか?」
「このカード、忘れないで下さいね」
あたかも目の前に観客がいるかのように行う。
そうすることで、最初はハンドリングばかりに気が向いたいたものが、ここはこう言ったほうがいいかもしれない、ここでもう一度カードを確認してもらった方がいいかもしれない、というような気付きを得ることができる。
また、ハンドリングに集中しすぎてトークが疎かになってしまってもいけないし、トークに意識がいきすぎてハンドリングが雑になってしまってもいけない。
トークとハンドリングがしっかり体に染み付いて初めて、お客さんを楽しませる演技をすることができる。
●服装も本番同様に
できれば服装も本番と同じ服を着た方が良い。
本番で普段着ない、慣れていない服を着て演技すると、袖が邪魔だとか、このポケット物が入りにくい、といった予想外のアクシデントに見舞われる可能性がある。
いざ人前へ!
本番を想定した練習を重ね、ハンドリング、ルーティン、トークが体に染み付いてきたなと感じたら、いよいよ人前で実践である。
次回に続く( ᐛ)ノ
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