ストリートマジックへの道【4日目】〜準備編〜
どーも、えきぞちっくです( ᐛ)ノ
このシリーズでは、駆け出しマジシャンである僕が初めてのストリートマジックを成功させるまでを記事にしていきます。
前回の記事はこちら↓↓
前回の反省を生かし作戦を練る
前回、屈辱にも羞恥心に打ち勝てずフォークを袖の中に隠し持ったまま新宿で棒立ちになってしまった。
家に帰り、この羞恥心を乗り越えるにはどうするべきかを考え作戦を立てた。
作戦は以下の2つである。
・仮面となるアイテムを入手する
・声をかけられるまで待つ
仮面を被り羞恥心を軽減する
通りに立ったまま手も足も出なかった僕は、なぜあの時あんなにも恥ずかしいという気持ちに襲われたのかを考えた。
それは素の自分のままだったからだ。
何か仮面のようなもの、いかにも今から何かする人ですよ、的な衣装があればもう少し大胆になれるのではと考えた。
大袈裟に言えば、タキシードにシルクハットでカッチリキメて、先がちょろんとした髭でも生やせば何も恐れずにフォークを取り出せるはずだ。
だが実際そこまでやるつもりはない。
何かほんの少しの仮面で良かった。
そこで思いついたのがサングラスだ。
早速ドンキに走る。
1時間ほどかけて、普通過ぎず、奇抜すぎず、ちょうど良いサングラス(完全に個人的見解)を購入した。
早速それをかけて街を歩いてみる。
するとどうだろう。
妙な心地良さに包まれた。
ほんの少し顔が隠れただけで、安心感が込み上げてくる。
そして、普段サングラスなど一切かけないこともあってか、いつもの自分ではない自分に切り替わったような感覚にさえなった。
あれだけ恥ずかしくてビビってたのにも関わらず、サングラスだひとつで急にやれる気が込み上げてきた。
しかしこれだけでは足りない。
もう一つの作戦の準備をする為にダイソーに足を向ける。
待ちに徹する準備を整える
声をかけることがハードルが高いのであれば、待てばいい。
いかにも何かしてますよ感を出せばいい、と考えた。
ダイソーに着くとお目当のアイテムを探す。
まずはテーブルとなるもの。
大きなものは持ち運びが大変になる。
A3ノート見開きくらいの大きさで、高さ20センチ程の折り畳みのできる箱を見つけた。
逆さにすればちょうど良いテーブルになるだろう。
箱を逆さに置くだけでは少しみすぼらしいので、上に敷く黒いランチョンマットも入手。
そんな低いテーブルでマジックするの?と思った人もいるかもしれないが、そもそもフォーク曲げにテーブルは必要ない。
ただ、そこで何かやってますよという目印となるものがあればいいのだ。
簡易的な椅子もあった。
こんなものまで売っているのかと感心。
しばらく見ないうちに100均は進化したものだ。
最後にフォークを曲げに必要不可欠となる3本入りフォークをあるだけ全部購入した。
準備完了
これで全ての準備が完了した。
意気揚々のえきぞちっくである。
しかし、ちゃんとここまで記事を読んでくれている人はこう思ってるかもしれない。
「なんだかんだ言って結局サングラスとテーブル買っただけだけどそれで大丈夫?」と。
大丈夫だ。
なぜならとっておきの秘策がある。
その秘策とは……
次回、ついに実戦!
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