鍼打たれてみた~難聴と向き合う忘備録~
こんにちは、ドラム講師の出口です。今回のテーマはドラムとは直接関係のないことですが、同じような悩みを抱えている方へ何か参考になればいいなと思い、書き始めることにしました。興味のある方は是非ご覧くださいね。
始まりは騒音性難聴
もうかれこれ15年ぐらい前の話ですが音楽大学に在籍していたころ、無我夢中でドラムを練習していました。2~3畳ぐらいの狭い部屋にドラムセットが一台。そこにこもって1日6時間ぐらい?時間がある時は練習していました。
大きい音を聞くと一時的に耳がキーンと鳴る方は多いと思いますが、ある日どうもその音が止まない・・・?と気になり耳鼻科へ受診。聴力検査などをした結果4kHzあたりの高音域の聴力が落ちてしまっていました。当時の医師からは「聞こえにくくなった周波数を無理やり聴こうと感度を上げてしまいその部分が耳鳴りになる。これは治らない」と告げられました。
その原因で思い当たる節は一つ、狭い部屋で耳栓もせず大音量でドラムを叩きまくっていたせいです。当時はショックでしたが、治らないものは仕方ない。と練習やレッスン時には耳栓などで対策をしながらキーンの耳鳴りとずっと付き合うことになりました。
突発性難聴キタ
これは確か4年前ごろでしょうか。当時忙しくメンタル的にちょっとしんどい時期があって、朝起きたら右耳の閉塞感とウーンという中音域の耳鳴り、そしてなんとなく声が聴きとりづらい症状が現れました。
「これはまずい・・・」
すぐさま耳鼻科へ。また聴力検査をすると今度は低域も聞こえづらくなってて突発性難聴と診断されました。噂に聞く怖いやつです。「アデホスコーワ顆粒」という薬を処方してもらいしばらく服用していると閉塞感は少し落ち着きましたが低域の耳鳴りがやや残ったままという感じで完治はしませんでした。
それから体調不良のとき、疲労感が強いときは閉塞感と耳鳴りが強くなるといった感じで会話も少し聞き取りづらいときがありまたまた耳が悪くなってしまいました。
鍼がいいらしい
年々少しずつ悪くなってきている気がする耳のことが気になり、ネットで色々調べていると、鍼がどうやら耳鳴りの治療ができるという情報を見つけ、医師からは治らないといわれていた耳鳴りを本当に改善することができるのか、ものの試しに2021年12月から通い始めました。
結果、すごかった
詳しくはまた次回から綴っていこうと思いますが、通い始めてから明らかに良い方向に向かい始めています。東洋医学系の治療法は即効性というよりは少しずつ持続的に良くなっていくものらしいので、施術1回ごとに自身の変化や施術されたことを記録していけば本当に改善したときに同じ悩みを抱えている方への希望になると思うので、これからの記事もご覧になっていただけると嬉しいです!