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誰かと誰かをつなぐ「この場所」が、私を変える、未来を変える。【EXestインターンインタビュー②:松井咲来さん】

🌱こんなことが分かる記事です🌱
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☑️EXestのインターンにはどんな人がいるのか?

☑️EXestインターンの業務内容
☑️インターンのスキルなどのレベル感
☑️EXestのいいところ

EXestでは、一緒に働くインターンの仲間を積極的に募集しています🥳

いざ企業のインターンに応募するとなると、いろいろ気になることがありますよね。

「具体的にどんな仕事をするの?」
「どんなタイプの人がいるのか知りたい」
「入ってみて、自分が馴染めるのか不安🤔」

などなど、インターンを検討する方にとって気になる情報を、EXestの先輩インターンに聞いてみました🎤

今回は福井県立大学の松井咲来(まつい・さくら)さんにインタビュー。

松井咲来(まつい・さくら)さん 福井県立大学・創造農学科3年生。 農業だけでなく、環境や文化、人とのつながりなどを専攻に学ぶ。現在は、稲の生育について研究を重ねている。EXestではインターン内のプロジェクトチームにおいて、リーダーとして活動。

インターンチームのなかでも「プロジェクトチーム」のリーダーとして活動されているさくらさん。EXestの文化や学んだことについて、詳しく語っていただきました。


▼第一回のインターンインタビューはこちら!

プロジェクトチームのリーダーって、どんな仕事があるんですか?

――EXestでは、どんな業務を担当されていますか

EXestのインターンは、全員が「Pocket Owners」というサービスの運営にかかわっています。

PocketOwnersとは?
日本の農家や生産者を応援できるサービス。

農家さんや生産物の「期間限定オーナー」になれる。オーナーになることで、生産物の生育状況の報告を受けたり、実際に収穫体験をしたり、生産者と交流したりといった「つながり」の場を提供。

インターンは3チームに分かれて運営を実施。
全国の学生がフルリモートで活動しています🔥

私はそのなかでも、プロジェクトチームという、イベントの企画や実行、人員募集、広報など、組織運営にかかわるチームのリーダーを担当しています。

もともと私は、みんなを引っ張ってまとめていく、というような性格ではないんですが……。先月(2024年7月)にチームの再編成があり、プロジェクトチームが新しく発足することになったので「やってみます!」と手を挙げました。

――プロジェクトチームの業務を教えてください

大きく分けて、3つ業務があります。

1つ目は、インターン生の募集です。今いるインターン生が卒業などでいなくなることを想定し、2024年度内までに後輩や大学院生を5人程度確保することを目標としています。

2つ目は、農家さんの抱えている課題を解決するためのイベント企画・運営です。

3つ目は、Pocket Ownersの対外的な広報イベントなどのサポートですね。

直近では、2024年8月にアメリカ・カリフォルニア大学バークレー校開催のイベントに出展するため、その準備をしています。

――業務の内容がとても幅広いですね!

そうですね。イメージとしては、農家さんやユーザーさんなど、Pocket Ownersにかかわる人々をつなぐためのチームという感じでしょうか。

ただ、発足してまだ間もないチームなので、業務内容が明確に決まっているわけではないんです。チームメンバーで意見を出し合いながら、どんな企画を立てるべきか考えている最中です!

「場をつくることの面白さ」って、何ですか?

――インターンさんは「農家さんチーム」「ユーザーさんチーム」「プロジェクトチーム」の3つに分かれていますね。さくらさんはプロジェクトチームに入りたい! と希望を出されたのですか。

はい。先ほどお伝えした通り、プロジェクトチームは、まだ固定された業務内容が存在しません。だからこそ、自分のやってみたいことを提案・実行できる環境があると感じました。

それから、私はもともと、人と人が出会う「場所」にとても興味があるんです。誰かと誰かが出会うことによって、新たなアイデアが生まれたり、課題が生まれたりしますよね。これってすごく素敵なことだな、と思っていて。

――「場所」に興味を持たれたきっかけは、何かあるんですか?

実はこれも、EXestが1つのきっかけなんです。EXestが作ってくれた「場」で自分が成長したからこそ、場所って重要なんじゃないか、と思うようになって

私がEXestにかかわるきっかけとなったのは、友達と2人で参加した福井での商品開発イベントでした。

友達と2人で商品企画をしました。実際の販売までは至っておらず、今後の販売も難しいかもしれませんが、貴重な経験になりました。

プロジェクト参加時の松井さん(写真左)。

画像引用元:イチゴのふりかけ?!福井の大学生が商品開発し海外へ〜新しいご飯のお供を皆さんに~ - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

その後、全国の学生が初めて集まるアメリカでの試食会イベントに参加する機会があり、そこで本当に多くのことを学びました。

このアメリカでのイベントを通じて、仲間ができたこともそうですし、視野も広がって。

イベントの終わりには、ほかのインターン生から「一番成長したと思うメンバー」に選んでもらえたほどでした。

――自分だけでなく、他人からも「成長した」と思われていたんですね。

それからイベントでは、周りのインターン生のマーケティングスキルや発信のスキルがとても高かったんですよね。「仲間に追いつきたい」という大きなモチベーションが生まれたのも、大きなポイントでした。

それまで私、「自分は引っ込み思案で喋るのもうまくないけど、別にめちゃくちゃ困るわけでもないしな」と思っていたんです。それが、仲間を見ているうち、自分でも驚くくらい自然に「ちょっと頑張ってみようかな」と思えて。

思えば、私の人生が急加速するときって、たいてい人との出会いが何らかの形でかかわっているんですよね。

私もそんなふうに、誰かの「人生を変える」機会を創りたいなと思っています。

――個人や個別の要素だけではなく、「場所」を作ることでこそ何かが生まれるんですね。

はい、そう思います。「場所」って、新しいものを生み出すパワーもあるし、課題を見つけるパワーもあるな、と。

たとえば私は、農学部で研究をしているんですが。

農学部での研究でメインになるのは「どんな稲ならこの環境で育ちやすいか」といった、いわば"単体"での農作物についてです。

でも、Pocket Ownersで実際に農家さんとお話をしてみると、植物単体ではなく、その植物が育つ「場」を考えなければならないことを痛感するんですよね。

たとえばある農家さんから「自分たちが作っている野菜のせいで隣の農家さんから苦情がきた」といった話をうかがったことがあるんです。

これは、自分たちの野菜にとっては害虫ではない虫が発生したことで、それが隣の農家さんに迷惑をかけてしまっている、ということなのですが。

たんに作物の研究をするという「点」だけでは見えてこなかった課題が、「場」においてみることでクリアに見えてくる。この感じがとても面白いなと思うんです。

喋れない自分から、手を挙げる自分へ

――EXestのインターンとして参加したきっかけを教えてください。

先ほどもお話しした通り、商品開発プロジェクトに参加したことがきっかけです。

大学から企業主催の商品開発プロジェクトがある、というお知らせを受け取って、気になる! とピンときました。

このプロジェクトは、農家さんが廃棄してしまう"B級品"を使って製品を作り、アメリカで販売しよう、というものだったのですが。「商品開発」という言葉や、アメリカでの販売を目指すという目標に惹かれて、面白そうだからやってみよう!と飛び込んだ感じです。

農作物への知識は多少あっても、マーケティングなどのスキルや知識はゼロですし、海外経験も長期滞在経験なし。英語も全く喋れなかったんですが(笑)。

何かしてみたい! という気持ちから、エイッ! と飛び込んだ感じですね。

――実際に参加してみて、どうでしたか

正直、他の参加者のレベルの高さに驚いて。ちょっと衝撃を受けて、「自分って能力が低いのかも...」と、一瞬落ち込みました(笑)。

特にすごいと思ったのは、発想力と発信力ですね。

今も、Pocket Ownersでの業務で「どうやったらそんなことを思いつくの?!」と思うようなアイデアが出てくるインターン仲間を見ると、尊敬の念が湧きます。

それから、自分の考えをすぐに言語化して喋る能力も、すごいなあ、と思っています。私は今も、チームで話し合いをしているとき、言葉が出てこずに考え込んでしまうことが少なくありません。

もともと私は部活でも、キャプテンではなく副キャプテンを務めていたんです。リーダーとして、ぐいぐいカッコよくみんなを引っ張っていく人には憧れがありますね。

――「副キャプテン」タイプのさくらさんがリーダーに立候補されたのは、大きな変化ですね!

はい、本当にそうなんです。正直、立候補してリーダーに決まったあと「なんで手を挙げちゃったんだろう」と後悔したくらいでした(苦笑)。

それでも手を挙げたのは、やっぱり、自分のモチベーションを上げたかったからですね。

コンテンツ作成やインタビュー企画などで、自分の能力不足を感じることも多くて、このまま頑張る意味あるのかな? なんて思うこともあって。

リーダーになったら「絶対にやらなきゃいけない」という責任感から、グッと自分を成長させられるんじゃないか、と思ったんです。

それに、これまでリーダーとして尊敬してきた先輩の姿を見て、「自分もああなれるのかな」と少しワクワクする気持ちがありました。

悩みも素直に打ち明けられるぐらい、信頼できる仲間たち

――リーダーに立候補してみたとき、周囲からどう思われるか、怖くはありませんでしたか

正直、最初は不安でした。

でも、インターン仲間とは、もともとアメリカで共同生活をしていたり、すごく深い付き合いなんです。「挑戦したいという思いを分かってもらえるはず」という信頼がありました。

とはいえ、実際にリーダーになってからは、思ったよりもうまくいかないことの連続でした。

「もしかして私、以前から周りの足を引っ張っていたのかも」と不安になり、以前のチームメンバーに思わず伝えてしまったこともあります。

そうしたら、「そんなことない」「頑張っていることも、頑張りもしっかり伝わっていた」と温かい言葉をかけてもらえて。

この人たちと出会えてよかったなあと、しみじみ思えました。

――チームとすごく親密な関係があるんですね。

そうですね。週に2回くらいオンラインでミーティングをしているんです。住む場所は離れていますが、しょっちゅう会っているような感覚がありますね。

インターン生全員とも月1回集まって、お互いの楽しかったことや近況報告を聞き合ったりしていますね。みんながいろんなことに挑戦している姿を見ると、すごく刺激をもらえます。

それから、プライベートでもすごく支えてもらっていて。

この間は、現在もインターンとして活躍している、起業して農家を始めた人の農場まで遊びにいって、みんなで収穫体験を楽しみました。

――代表の中林には、どういう印象がありますか

中林さんは、一緒にいると笑顔になれるというか、ついていきたくなる人ですね。

お話がすごく面白いというのはもちろんなんですが、すごく優しいというか、気を配ってくださる人だな、と思っています。

たとえば、私がイベントなどで要領を得ない話し方をしていても、常に頷きながらしっかり聞いてくれたりするんですよね。

思い返してみれば、中林さんの存在があったからこそ、メンバーに対しても、安心して話ができるようになったなと感じます。

▼代表・中林のPocket Ownersに対する想いなどをまとめた記事はこちら!

自分の視野を広げて、ワクワクするほうへ向かっていきたい

――卒業後は、どのようなキャリアを考えていらっしゃいますか

正直なところ、まだ具体的には決められていないんです。でも、いくつか軸になる考えはあります。

まず、農業には何らかの形で関わっていきたいですね。大学で学んでいることでもありますし、EXestでの経験を通じて、農業の可能性や課題にますます興味が湧いてきました。

それから、観光など、海外との繋がりも持ちたいと思っています。アメリカでの経験が、私の視野を大きく広げてくれましたし、何らかの形でかかわりを持てたらいいなと考えています。

ともあれ、20代のうちはとにかく、できること・できないことを限定せず、とにかく色々なことにチャレンジできたらいいな、と思っています。挑戦するなかで、自分の可能性を探っていきたいな、と。

そういう意味では、経験できる業務の幅が広そうな公務員も面白そうだな、と考えたり……。就職活動まではまだ時間があるので、ゆっくり考えていきたいと思っています。

何より大切にしたいのは、自分がワクワクすることに向かっていくこと。今はまだ迷いもありますが、とにかく一歩を踏み出すことで、自分の道を見つけていきたいです。

仲間とのチャレンジで自分を成長させたい人は、ぜひインターンに応募してください!

――EXestのインターンに向いているのは、どのような人だと思いますか。

自分を成長させたい人、そして仲間と何かを成し遂げたい人だと思います。

特に、自分の殻を破りたい、新しいことにチャレンジしたいと思っている人にはぴったりだと感じています。私自身、人前で話すのが苦手だったのが、少しずつ克服できてきています。

それから、農業に興味がある人にもおすすめです。農業って、可能性と課題に満ちた、とてもクリエイティブな分野なんです。EXestでの経験を通じて、そんな農業の魅力に触れられると思います。

――最後に一言をお願いします!

EXestで学んだ中で特に大切だと感じているのは「とりあえずやってみる」「挑戦してみる」ことの重要性です。最初は不安でも、一歩踏み出してみると、思わぬ発見や成長があるんだなと、日々痛感しています。

インターンシップに興味を持っている学生の皆さんは、ぜひ、自分の可能性を信じて挑戦してみてください。仲間と一緒に挑戦することで、きっと大きな成長を実感できると思います。

そして、EXestという「場所」が持つ力を、ぜひ体験してほしいです。ここでの出会いや経験が、きっと皆さんの人生を豊かにしてくれると信じています。

私自身、まだまだ課題はたくさんありますが、一歩一歩前に進んでいけたらいいなと思っています。皆さんも、ぜひ一緒に、楽しみながら成長していきましょう!

――さくらさん、ありがとうございました!

EXestでは、インターンを積極的に募集しています!

EXestでは、一緒にPocket Ownersを盛り上げてくれるインターン生を募集しています。

■2024年の夏から参加すると、こんなことができます

2024年8月時点では、以下のようなプロジェクトにも参加が可能です。他のプロジェクトや業務にももちろん参加が可能ですので、ぜひあなたの要望をお聞かせください!

●商品開発イベント(農家さんや愛媛大学とのコラボレーション)

愛媛県今治市で農業を営む山媛ファームとコラボレーションをし、ビーツのドレッシングを開発します! 詳しくは以下をチェックしてください♪▼

●アメリカでイベント参加!カリフォルニア大学バークレー校へ

2024年8月と11月は、アメリカでサービスや商品のPRを実施。米国の名門大学であるカリフォルニア大学バークレー校にて、市場調査を実施します。詳しくは以下をチェックしてください!▼

このほか、EXestではあなたの「こんなことしてみたい」を最大限に尊重します。いつでもご連絡お待ちしていますので、ぜひEXestの公式サイトやWantedlyなどからお問い合わせください!

▼EXestへのインターン応募については、以下をチェックしてみてください!


Pocket Ownersサービス概要

たんに生産物を購入できるだけではなく、生産者のこだわりやストーリーを知り、共感し、応援できる新しい食の体験を提供しています。

\生産物を送ってくれるだけ……では、ありません!/

Pocket Ownersには、以下のような特徴があります☝️

特徴①シェアオーナー制度
希望する農家や生産者のシェアオーナーになれる

特徴②多様な特典
生産物の定期配送、収穫体験、育成日記の配信、農場への看板設置、施設見学ツアーへの参加、移住相談など、様々な特典

特徴③生産者との交流
公式のSNS機能やチャットなどを通じて、生産者と直接コミュニケーションが取れる

特徴④コミュニティ
同じ生産者を応援するユーザー同士で交流できる

\こんな人におすすめ/

以下のような人は、ぜひPocket Owners公式サイトをチェックしてみてくださいね👀

  • 食や生産物を通じて、自分の世界を広げたい

  • 健康に気をつけている

  • 調味料や食材にこだわりアリ

  • ファンの農家さんを作りたい

🔥Pocket Ownersで推し農家を見つけてみる

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