2024年5月振り返り
え、もう月末!?
早s(以下略)
というわけで、毎月恒例の振り返りです。前を向くためにこそ時々後ろを振り返るのだ。
今月はそうですね、いつもよりは大人しめな更新が多かったような気はします。ちょっと読書に重点を置いてた月になった感じです。
やっぱり読書は面白いですからね。はまると夢中になっちゃいますね。
さて早速、記事を振り返っていきますか。
アクセス数が多かった記事
まずはアクセス数が多かった記事トップスリー!
一位はこちら。
書籍『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』の読書感想文ですね。
せっかくなので最近課金したChatGPT君に要約していただきましょう。
んー。RTAの例を出したのはあくまで江草であって著者じゃないので、誤解を生みそうな要約。これは江草の書評がわかりにくすぎたせいかもしれない。ともかくも、ざっくりこんな感じのことを書いた書評でした。
合理的にコスパよくタイパよく「賢明に」生きることにそろそろみんなが疲れてきてることを象徴してる一冊であったかと思います。
すごく面白かった本なので興味を持ってくれる人がいるのはうれしいですね。
第二位はこちら。
書籍『テクノ・リバタリアン』の読書感想文ですね。またまた感想文。感想文系は強い。
これも要約してもらいましょう。
まあ、なんだか所々違和感はありますが、こんな感じの内容でしたね。
こちらも、ますますグローバルに権勢を振るっているテクノリバタリアンたちの考え方を知るとっかかりとしてとても面白い本だったと思います。
まさに今試しに要約役に使っているChatGPT君がサム・アルトマン率いる会社のプロダクトなのでなかなかシュールな光景ですけれど。
第三位はこちら。
書籍『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』の読書感想文がランクイン。
結局、読書感想文がトップスリーを埋めてしまいました。江草が読書に力を入れていた月であったことがありありとわかりますね。この本もまさに読書好きにはたまらないテーマを扱ってますし。
で、要約。
うーんうーん。最後の結論は著者の主張とは違う気がしますが……。仕事中にこそ読書できる人もいるよねと江草がいやらしい例を出しただけで。それぐらい余裕がある社会がいいよねという広い意味では必ずしもだめではないかもですけれど。
ともかくも、こんな感じで、読書と仕事との歴史的関係を探った意欲作で、面白かったですね。SNSでもそこそこ話題っぽいです。
スキが多かった記事
では、アクセス数はトップ層には及ばなかったものの、そこそこスキ数がついた記事をピックアップします。
まずはこれ。
『難信易行としてのベーシックインカム』が最大スキ数を獲得。
割と気軽な気持ちで書いた小ネタだったのですが、皆さんに好評だったようでうれしいです。
ドキドキの要約。
お、これはわりといい感じの要約な気がしますね。
このように「シンプルすぎてどうも納得できない」のはベーシックインカムの抱える難題の一つと思うので、今後どのように攻略するかが気になるところ。
次はこちら。
『子どもたちの定時出勤』です。
だいたいこんな感じの内容でした。
江草もぶっちゃけ愚痴っぽい気分で書いただけの記事ではあったのですが、だからこその生々しさに多くの方に共感をいただけたのかなと思います。
子どもたちのためにこそ大人たちの定時文化を緩められないかなあというのは日々考えてる課題です。
3つ目はこちら。
『みなもすなるChatGPTというものを』をピック。スキ数こそ実は上位ではないのですが、アクセス数が少ない割にはスキ数が際立って多かったのと、月末投稿でハンデもあるだろうということで選びました。
早速、こうして要約に使ってるというのもあって面白いですし。
しかし、君、なぞにサブスクリプションの金額強調してくるやん。
あと、(全文英訳がうまくいかなくって)明らかに満足まではしてないのに「満足している」と表現されるのは、おぬしさてはポジショントークしておるな?
とはいえ、ChatGPTであれこれやるの自体は単純に面白いので、楽しんでやってますよ。20ドルの元取りたいですし。
それはそれとして、記事のスキ数ね。
アクセス数の割にスキが集まるのは、やはりみながChatGPTに関心が高いからなのかなという気がしますね。最近ではググっても検索結果がノイズだらけでAIに聞いた方が早いし正確という声まで高まってるらしいですし。盛者必衰の理。
筆者個人的にとりあげたい記事
で、最後、上記の条件に当てはまらないけど、筆者的にあえてとりあげたい記事をピックアップ。
まずはこれ。
期間限定noteポイントが100ポイント余っちゃってると書きつつ、自分の記事も試しに100円に設定してみたという戯れ的記事だったのですが、まさかの本当に数人の方に課金していただけてしまって、恐縮しております。
誰も読まないだろうと思って有料部分ではだいぶムニャムニャしてたのでお恥ずかしい。
でも、それだけ江草を応援してくださってるということと思いますので、ほんとありがとうございます!
なお、江草の100ポイントはまだ残ってるので、最終日のうちになんとか使うつもりです。(これにしようかなあという記事は一応選定)
後、この辺は江草の思想がよく表れてる記事群だと思うので列挙しておきます。
現在主義に対する批判的視点を提供した記事。
社会に一般的な「人生のレール」というメインクエストが用意されてることのメリットと、だからといってそれに縛られる必要はないというお話。
巷で強く見られる「無駄をなくそう、効率化しよう」というトレンドに対する批判的視点を提供してる記事。記事では書いてないですが、実はいわゆる「ブルシット・ジョブ」も積極的になくそうとしたら逆に増える気がするので、直接的には触らずにその根っこ(背景)から効かせて枯らす方がいいんでないかというイメージを持っています。
今月もありがとうございました
というわけで、以上、2024年5月の振り返りでした。
言うて、今月もいろいろ書いてましたね。記事を振り返ると自分自身でも新たな発見があるものです。
今回はChatGPTを導入して要約をつけてみたりもしましたが、どうですかね。ちょいちょい怪しい記述はありますが、今回のように記事を多数ピックアップする企画の時に内容を簡単に紹介するには便利ではある気はしました。
書評記事の要約が弱い気はしますね。多分、書籍そのものの内容まではAIに入力されないので、記事中の個々の言説が著者の意見なのか評者の意見なのか分離しがたい場面が多々あるせいでしょう。
おっと、今日は別にChatGPTの話の回ではないのでこの辺にしておきまして。
さて、来月ぐらいから、そろそろ江草が掲げるプロジェクト「LIFEWORK WORKS」としての活動を本格化したいなあという野望を抱き始めています。
まとも書房さんの頑張りに感化されてきたのもありますし、『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』とか『クリティカル・ビジネス・パラダイム』とか読んでたら、もうちっと自分も具体的に行動してもいいんでないかという想いが高まってきたのです。
江草は「石橋を叩き続けて渡らない」と言われても仕方ないほどの基本へたれで小心者なので、実際どうなるかは分かりませんが、背中をいろんなところから(妻からさえも)押されてるので、さすがの江草の重い腰も浮き上がりつつあります。
まあ、具体的にはまだちゃんとした計画はないのですが、心境としてはそうなってるよとご報告しておきます。
メンバーシップのご案内
ちょうど話にも出たのでメンバーシップの宣伝を。
設立経緯の詳細はこちらの通りです。
現時点では、あえて、入っても特段見返りがない、パトロン型のメンバーシップとなっています。
このポリシーは株式会社COTENさんの資金調達の思想を参考にしています。
ただ、さすがにピュアにパトロン募集のためだけのメンバーシップというのも寂しすぎるなと思い始めたので今後、メンバーシップ専用のコンテンツや特典も(ささやかなものにはなると思いますが)いくらか提供していって、それなりに華やかにしていきたいなとは考えています。
ともかくも、ただフォローするだけでは気が収まらず、課金の圧で江草に今後とも発破をかけ続けたいぜという方、もしよろしければよろしくお願いします。