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2024年1月振り返り

え、今年始まったばかりと思っていたら、もう1月終わり?
まだ「あけおめー」とかの時期じゃないの?
もしかして今年の抱負の12分の1を既に終わらせてないといけないの?

……という困惑が否めませんが、時は非情。

気を取り直して、月末恒例の振り返りになります。


今月noteでやったこととしてはメンバーシップを始めたのが大きかったですね。

かねてからのやりたかったことができて、良かったなあと思っています。

いわゆる活動支援型(パトロン型)のメンバーシップですので、江草を応援したいなとか、江草の発信は社会に有益そうだから投資したいなという方はぜひお願いいします。まだまだ小所帯ですが、そういう気持ちになってくれる方が増えるように今後とも頑張る所存です。

記事でも説明しましたが、このパトロン型のやり方を選んだのは、COTEN RADIOで有名な株式会社COTENさんも同様の思想で動かれているのが大きな動機となっています。

今後、有力になるかもしれない思想なので要チェックですよ。


今月人気があった記事

さて、今月の記事を振り返っていきましょう。

今月アクセス数が多かった記事はこちら。

三が日は抱負とか書いてただけなので、これが事実上、今年最初の記事なのですが、いきなり結構バズってしまい、びっくりしてました。圧倒的なアクセス数で、今月だけでなく、全期間通算でも江草のnoteで最も読まれた記事となりました。ひょえー。

実は、子どもの昼寝の寝かしつけをして、寝ている隙を見て脇でパソコンを広げて急いで書き上げた突貫工事記事だったのですが、これが思いがけずバズるのですから、世の中はわからないものです。(一方で、長期の構想を経て長時間かけて何度も推敲して書き上げた自信作の記事が全然読まれなかったりするのです……)

内容が紅白や羽田空港事故という時事ネタなのが大きかったのかもしれません。恐る恐る覗くと、X上でついたコメントも賛同の意見がほとんどでホっとしています。自分で言うのもなんですが、今後様々な場面での事故を防ぐためにとても大事な教訓を提供している記事だと思いますし、多くの方に受け入れられたことはとても嬉しく思っています。みなさんありがとうございます。

なお、この件については紅白けん玉で失敗した16番の方のコメントが読める続報があります。

これによると「失敗した時の動き」と「成功判定が出た時の動き」は事前に決まっていたらしく、この方はそれに従って失敗したけどジッとしていたし、成功判定が出たらガッツポーズをした、という経緯であったようです。

つまり、彼は番組内で個人の意思を発露することはそもそもできないような取り決めになってたということですね。生放送の番組であるということを勘案するとやむを得ない取り決めではありそうですが、構成員が意見を言えないシチュエーションがいかに大きく道を誤りうるかを物語る裏事情であったとも思えます。


けん玉の記事の感想が長くなってしまいましたが、他に読まれた記事はこちら。

NHKの特番『欲望の資本主義2024』の感想を綴ったこちらの記事も紅白けん玉には到底及びませんがそこそこ読まれました。番組の感想を求めてる方は多いのかもしれません。感想と言っても、ほとんど江草の私見を語ってるような内容だったので恐縮ですが……。

今や資本主義社会の中での働き方の見直しはとてつもなく重要なテーマとなっていますので、今後とも折に触れて、こうした論考を書いていきたいなと思っています。


あとはこちらも読まれました。

こちらも番組の感想文。若手医師の過労死自殺というセンセーショナルな事件を扱った番組ですね。

これに関しては、同業界に居る人間なのもあって、ついつい頭に血が昇った感情的な文章になってしまったなとちょっと反省もしています。ただ、こうした多角的にこの事件を分析する見解もあまり見かけない印象なので、多くの方に読んでいただけたことで、江草の想いを世に投じた意義はあったのかなと感じています。(この件についてはこの記事の内容程度ではまだまだ書き足りないので、いずれさらに補論を書くかもしれません)


筆者個人的に推したい記事

さて、ここで、いつもなら「スキ」が多く集まった記事を挙げていくのですが、実は「スキ」もほとんど前述のアクセス数が多かった記事に集中していたので、今回は割愛。

なので、次は、ぶっちゃけあんまり人気はなかったけど、書いた本人個人的には思い入れが強くて推したい記事をピックアップしましょう。(未練がましい供養的な企画とも言う)


まずはこちら。

上の『欲望の資本主義2024』の感想記事から続けてどんどん話を広げていった帰結として生まれた記事。

誰もが「資本家」として成功しようとしてる資本主義社会において、互いに疲弊しないようにするにはどうしたらいいのかを考えた意欲作でしたが、あんまりウケは良くなかった手応え。

どっちつかずのあえての第三の道的なものの提案なので、資本主義大好きな人からも、資本主義大嫌いな人からも、違和感があるのかもしれません。

うーん、個人的には結構好きな内容なんですけどね。


次はこれ。

属人性を排することを目論んでエビデンスを徹底的に求めると、意外にもなぜか専門家信仰につながるというパラドックスを説明した記事。

現に起きている興味深い現象と思うのですが、流石にちょっとテーマがマニアックすぎたかもしれません。


あとはこれ。

資本主義VS自由主義の内ゲバというテーマを「予定」を切り口に描いてみたのですが、唐突にキリスト教トークが絡む形になってしまったのが胡散臭さを醸し出してしまったかもしれないですね。

実は「資本主義VS自由主義」のみならず、昨今の西側社会は「資本主義VS自由主義VS民主主義」という三つ巴の三国志みたいな状況になっていると江草は感じています。それぞれの主義の同盟関係と対立関係の揺らぎ(くっついたり離れたり)を紐解くのは現代社会を見る切り口としてとても面白いと思うので、今後もぜひ語っていきたいなと企んでおります。


来月の抱負

というわけで、以上今月の振り返りでした。

では来月はどうするか。

直接的なnote活動ではないですが、先日「電子書籍書くぞ」と宣言してしまったので、その作業を頑張ろうかなというのがまずあります。

なので、この書籍のコンテンツを少しずつnote記事としても書いていくかもしれません。

実はすでにそうやってアウトライン案に沿って書いた記事も出してみてますが。例えばこれとか。

電子書籍のアウトラインを埋めていこうとすると、自然とnoteネタにも困らないということにもなるので、案外一石二鳥のやり方かもしれませんね。


では、今月もみなさまありがとうございました。
また来月もよろしくお願いします。

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江草 令
江草の発信を応援してくださる方、よろしければサポートをお願いします。なんなら江草以外の人に対してでもいいです。今後の社会は直接的な見返り抜きに個々の活動を支援するパトロン型投資が重要になる時代になると思っています。皆で活動をサポートし合う文化を築いていきましょう。