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英検下位級の会場を年齢分けしないか?

本日は英検従来型の試験日です。
最近はS-CBT方式があるので、会場に行って試験を受ける方式を従来型といいます。

中高時代に英語ができず、あるいは高齢者などの成人した人が英語をやり直す場合、3級や4級から受験するのが最も有効な方法です。しかし、3級や4級は中学校程度の課程のため、中学生と、早期英語教育を受けている小学生ばかりが受験しているという実態があります。
SNSなどでも成人がこれらの級を受験すると本人も気まずそうで、周囲もキモいなどと言ったりしてきます。ネタ的に書いているのもあるのでしょうが、生涯学習や学び直しの観点からいくと由々しき事態であると割と本気で感じます。
いやいや、それどころかですよ、2級の会場ですらおじさんおばさんはほぼ見かけません。2級なんて英語を使わないような仕事であれば履歴書にちゃんと書けるのに、それですらいません。これが秘書検定や簿記2級であればいくらでもいるのに。

英検側もかなり公益性の高い団体ですし、その点の「配慮」があってもいい気がします。地方では難しいかもしれませんが、受験者の多い大都市では下位級の年齢分けぐらいはできるはずです。
高卒たたき上げで60歳まで働いて、教養とボケ防止を兼ねて英語をイチから始めよう、その動機付けと学びの確認に英検を受けよう。でも5級や4級は子供ばかりで受けづらい、こんな人は声を挙げないだけでたくさんいるのではないでしょうか。
私自身、英検は準2級、2級、準1級しか受けたことがないので、3級や4級を受けてみたかったり。

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