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引きこもりにしない育て方【5つ】【行動遺伝学】

みなさん、こんにちは。

元10年ニートのあおいです。

『子供が引きこもりになる理由は、全部で5つある。
遺伝子、いじめ、一匹狼、親への恨み、親の発達障害』

というわけで、今回は

前回に続いて『行動遺伝学』の知見を利用して、

なぜ子供は、引きこもりになるのか?を解説していきます。

つまり、引きこもりになる理由が分かれば、

引きこもりにさせない方法も、同時に分かるというわけです


はい、特に、いま子育て中の方には、非常に重要な情報になるでしょう。

『え、なんですか?引きこもりなんか滅多になるもんじゃないから、

うちの子は大丈夫って?』

いや、いま日本全国に引きこもりが何人いるのか、ご存知でしょうか?

100万人です(※総務省「人口推計」)

はい、これ千葉市の人口(97万人)より多いですからね。


また今回は、

もうすでに、お子さんが引きこもりになっちゃってますという方にも、

役立つ情報があります。

それは、

オタクのお子さんが、なぜ引きこもりになったのか?を

今回、知ることができるということですね。

はい、これは、とても奇妙な話になるんですが、

日本の親の大半が、我が子が引きこもりになった理由を知りません。

ゆえに、対処法がアサッテの方向を向いていたり、効果が全く出ないとなっています。

ただこんな反論があることでしょう。


それは、

『理由が聞けるんなら、とっくに聞いてるよ!
こっちは子供と、まともな会話すらできないのに、そんなセンシティブな話ができるわけがないだろ』と。

はい、なので僕が、今回、代わりに教えましょう。


では、ここで、目次の紹介です。

『子どもが引きこもりになる理由』

①遺伝子による先天性

②『友人グループ』での『いじめ』

③友人グループを持てず『空洞人間』になった

④『親の子育てのせい』

⑤『親も発達障害』


では早速、目次の①から行きます。

子どもが引きこもりになる理由

①『遺伝子による先天性』

はい、というわけで、まずはこれですね。

前回の『行動遺伝学』の動画で、話した通り、

人は遺伝子の影響を、苛烈なほどに受けています。

ほぼ生まれながらにして、十字架を背負っていると言ってもいいでしょう。

詳しい内容は、概要欄のリンクからどうぞ。


では、それほど人の一生を左右する遺伝子なんですが、

その中でも、引きこもりに関係してくる遺伝子とは、なんでしょうか?

はい、それは『発達障害』ですね。

一応ここで、引きこもりと発達障害の関係について、初めて知ったという方に、その根拠を示しておきます。

2009年、厚労省の発表がしたところによると、

『日本の引きこもりの3割は発達障害』というデータが出ています。

また僕が最も信頼する発達障害の専門医である、

星野仁彦さんによると、3割ではなく『8割』が実態に沿った数値ではないか?ということです。

実際に、この方は、200名を超す『引きこもり』を外来で診てきています。

つまり、まとめると、

その『発達障害』の遺伝子を持った子供たちは、生まれた時点で、

引きこもりになりやすい状態に、あるということです。

はい、これは定型発達の子たちとは、比べようもないですね。

なぜならば、

前回、紹介した通り、発達障害の『遺伝率』が、

ADHDを初め、どれも『80%』を超えているからです。

はい、これは、他の性質とは、わけが違うパーセンテージになってます。


では、この事実を踏まえた上で、

子供を引きこもりにさせないために、親ができることとは何でしょうか?

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