「慣らし保育」ならぬ「慣らし復帰」のススメ
働くお父さん、お母さん、今日もおつかれさまです。
育休から戻ってきて1発目の記事になります。竹井です。
我が家の娘も無事1歳をむかえ、4月から保育園へ入園することができました。
この春は入園の準備と慣らし保育で頭がいっぱいです。
まだハイハイしかできない子が小さな靴を履いて、
新しい先生や友達とともに、集団生活のスケジュールの中で一生懸命に頑張っています。
まだ言葉を発せない1歳児は泣くことしかできないので、必死で声をあげます。
「ママはどこ?」「ここはどこ?」「この人誰?」
話せないけれど、たくさんのことを思っているんだろうなぁ。
子どもの事ばかり書きましたが、実はそれって会社で過ごす自分も同じですよね。
盲点だった復帰への助走期間
復帰して目にする多くの情報や、新しい人間関係。
これまで離乳食や子どもの遊びのことばかりだった頭の中を、一気に仕事モードに切り替えなくてはいけません。
育休明けの浦島太郎は休暇中の情報をできるだけ早く拾い上げ、1日も早くスピード感に慣れようと必死です。
成果を上げなければ!これまでお休みもらってた分の恩返しをしなくては〜!と力んでいたところ、リーダーから「お話し会」のお誘いがありました。
ドキドキしながらリモート会議に入ってみると、
「無理してなぁい?」と優しいお言葉からスタートし、オムツあるあるの話で盛り上がりながらも
仕事のペースや勤務時間について相談の場を設けていただきました。
育児も仕事も、1人の人間がやっていることなので、完全にスイッチで切り替えることなんて不可能です。
どちらかに負荷がかかれば、全体のバランスが崩れていくのは目に見えています。
自分では気づいていないストレスに、先回りして教えてもらった気がしました。
家庭のペースまで気を遣って考えてくれる先輩方に、改めて感謝です。
慣らし復帰という考え方
そこで、育休明けの方にお勧めしたいのが、慣らし復帰という考え方です。(私が勝手に名付けました!)
元々は正社員のフルタイムで働いていたけれど、子どもと過ごす時間を大切にしたいという理由で、午前中だけのアルバイト勤務に切り替えて復帰した先輩。
またある人は、まずは週3回の時短勤務からスタートし、家事と育児の両立をはかります。バランスがとれてきたところで、週5回の時短勤務へ変更。
大事なのは、決してそのままの状態がズルズル続くわけではなく、リーダーと3ヶ月ごとに面談があり、現在の生活や子供の様子、仕事のペースなどを相談しながら、柔軟に対応してもらえることです。
ちなみに、Slackのチャンネルには「子育て部」というものがあって、子ども向けのイベントやニュースなど情報交換ができるようになっています。
そして、保育園からのお迎えコールがかかったときにも、こんな風にあたたかく送り出していただけました。「あるある」スタンプに救われます。。
「アットホームな職場」とよく耳にしますが、本当にそうだな〜と感じます。
まだ家庭を持っていないメンバーもたくさんいますが、これから変わっていくライフステージに不安なく対応できる会社でありたいと思っています。
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