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玉屋えゐち
2019年8月31日 11:45
中学生の頃は毎日死のうと思っていた。外面を取り繕うのが上手かったので誰かが何かを感じてもそこから危機的な不穏を漏れさせることはなかったけれど、じゃあなぜ死ななかったかといえばただ単に「痛いことをしないと死ねない」のが子供の死だったから。いじめられていたわけでも、仲間外れにされていたわけでもない。どちらかというといじめられている子にも普通に話しかけていたし、連んでいられる同級生もいた。部活動