🇺🇸バイデン政権： 「長期コロナ臨床試験開始」発表

以下の文章は、個人的な試訳です！

米国、保健福祉省（ HHS: United States Departmemnt of Health and Human Services ）は、長期コロナ研究・実践局設立と回復への新たな取り組み（リカバー・イニシアティブ）を通じた「長期コロナ臨床試験の開始」を発表。

現在の分析では、770万人〜2,300万人の米国人が長期コロナ（Long COVID)を発症と推定。

7月31日付けで、米国保健社会福祉省（HHS）のザビエル・ベセラ長官は以下の声明を発表、長期コロナ への対応と連邦政府全体の調整を主導する「長期コロナ研究と実践: Long COVID Research and Practice 」設立と、「回復への新たな取り組み: RECOVER Initiative」 を通じた米国国立衛生研究所（NIH）による 長期コロナ臨床試験の開始を称賛した。

ザヴィエル・べセラ長官プロファイル
 https://www.hhs.gov/about/leadership/xavier-becerra.html

「我が国がコロナとの闘いで前進を続ける中、長期コロナの影響に対処し、必要としている人々にリソースを提供することは極めて重要」とベセラHHS長官は述べた。

「昨年、バイデン大統領はHHSに対し、長期コロナ対応を調整するよう要請。
長期コロナ調整室の正式な設立と回復（リカバー）臨床試験開始は、この問題を継続的な優先事項として確固たるものにする。

回復への新たな取り組み（リカバー・イニシアティブ）↓
https://recovercovid.org

「長期コロナ研究実践局は、この100年で最悪の公衆衛生危機の長期的影響を経験し続けている人々の生活を改善する為、米国政府全体で行われている取り組みを強化する」と、アダム レイチェル・レヴァイン( Adm Rachel Levine )医学博士は述べた。

「連邦、州、地方のパートナー、患者、医療提供者、研究者、ビジネスセクターのリソースと専門知識を結集、アメリカ国民の最も緊急な行動への呼びかけに応える。」と。。

長期コロナ（ Long COVID ) 研究実践室の背景
「長期コロナ研究室」は、レイチェル・レヴァインHHS保健次官補の指揮下で、HHS保健次官補室内に設置。

コロナ( COVID-19 ) の長期的影響に対する政府全体の対応を継続的に調整する役割を担い、長期コロナとその関連する状態、及び長期コロナに関する国家研究行動計画（PDF）とコロナの長期的影響に対するサービスと支援（PDF）の実施が含まれる。

国家研究行動計画（PDF)↓
https://www.covid.gov/assets/files/National-Research-Action-Plan-on-Long-COVID-08012022.pdf

コロナの長期的影響に対するサービスと支援実施（PDF)↓
https://www.covid.gov/assets/files/National-Research-Action-Plan-on-Long-COVID-08012022.pdf

コロナの長期的影響に対するサービスと支援実施（PDF)↓
https://www.covid.gov/assets/files/Services-and-Supports-for-Longer-Term-Impacts-of-COVID-19-08012022.pdf

現在、14の連邦政府部局が長期コロナに取り組み、その中には10以上のHHS運営部門とスタッフ部門が含まれ、長期コロナと共に暮らす人々の生活の質を向上させ、長期コロナに関連する格差縮小することによって、長期コロナの影響を軽減することを目標とする。

回復への新たな取り組み（リカバー・イニシアティブ）の背景
米国国立衛生研究所（NIH) の回復への新たな取り組みは、コロナの原因ウイルス（サーズ・コヴィッド２: SARS-Cov-2）感染後の長期的症状を示す長期コロナを理解、治療、予防することを目的とした、11億5000万ドルの全国規模の研究プログラムである。

長期コロナには、200以上の症状が関連し、神経系、循環器系、消化器系、肺系、自律神経系、免疫系など、ほぼ全ての身体システムに影響を及ぼし、全身に問題を引き起こす可能性がある。

2021年に開始されたリカバー（回復すること）は、長コロナ患者を対象とした世界最大級の多様な研究グループを確立。

この新たな取り組み（イニシアティブ）の初期段階では、コロナの経験を通じ
人々を調査・追跡する大規模な多施設観察研究を開始、長期症状を発症する人がいる一方、完全に回復する人もいる理由を明らかにした。

これらの研究は現在も進行中、これまでに24,000人以上の参加者を募っている。

また、研究者たちは、6,000万件の電子カルテを分析、コロナが様々な体の組織や臓器にどのような影響を及ぼすかについて、40以上の病理生物学的研究を実施している。

この研究コホート（研究に参加した研究者達）は回復（ RECOVER ) の観察研究に参加し、研究者がこの病態の特徴を詳細に把握することを可能にした。

臨床試験は、5つの重点分野にわたって複数の治療や療法を研究できるように策定されている。
これらの分野の内、2つのプラットフォーム・プロトコールは7月31日に掲載され、これらの臨床試験登録は、7月末〜夏にかけて開始される。

バイデン - ハリス政権は、連邦政府パートナー、研究者、臨床医、患者擁護団体、企業セクターとの協力を通じ、この100年で最悪の公衆衛生危機の長期的影響に対処することに引き続き尽力する。
私たちは、患者、介護者、現場で働く人々、そして実体験を持つ人々の声に耳を傾け、学び続ける。

- INFO SOURCE - 
HHS Homepage：米国健康福祉省 HP  ( 31st July 2023 )
United States Departmemnt of Health and Human Services

https://www.hhs.gov/about/news/2023/07/31/hhs-announces-formation-office-long-covid-research-practice-launch-long-covid-clinical-trials-through-recover-initiative.html