ワールドトリガー9話感想 交渉戦激化、そしてラウンド6へ
前回はこちら
前回から始まったヒュース加入の交渉。しかしヒュースが提示した条件は
「アフトクラトルの遠征に行かせて欲しい」
「でもアフトクラトルの情報は教えない」
というどう考えても無茶なものでした。
しかし結論から言いますと、これをどうにかしてしまいます
一晩で考えたとは思えんプレゼン
今回の遠征はかなり大がかりなもので、目的地であるアフトクラトルまで、何度も近くの星に停泊することが前提となっています。
しかし停泊及び通過する際、そこでまさかの事態が起こらないとは限りません。
そこで主人公三雲修は、ヒュースをアフトクラトルまで、ガイド役として連れていくのはどうかと提案します。
遠征経路は既にある程度できていますが、その情報が今どれだけ正確かは分かっていません、しかしアフトクラトル付近の知識を持っているヒュースを連れていくことで、より正確な情報が提供され、遠征のリスクを減らすことができます。
この交渉の最も面白いところは、アフトクラトルに着いてからのことは1度置いておき、アフトクラトルに行くまでのメリットを提示し、交渉を進めていたことです。
この提案により、ヒュース加入は一考の価値があるという意見が出てくるようになります
そして最終的に、城戸司令は特例としてヒュースの入隊を許可すると言います。
しかしいくつかの条件も提示します。
ボーダーからの条件その1
城戸司令は雨取を遠征に借り受けたいと言います。
遠征艇は多大なトリオンが必要になることがネックで、トリオンが切れてしまうと途中の星で停泊してトリオンを貯めなければなりません。しかし雨取加入が実現したらトリオン補助のための停泊数も削ることができ、更に遠征艇をより大きくすることができので、乗れる人数も増やすことができます。
このようなメリットがある為、ボーダーは雨取のような膨大なトリオンを持つ人材が欲しかったのです(雨取は全キャラ通して最もトリオン量が高い)
戦闘員ではなく。機関員としての立場になるといわれますが、雨取はこの意見を飲みます、「自分がOKしないとヒュースが入れなくなる」というのと「私たちはA級に上がり、チーム全員で遠征に行く」とも言います。
こうして最初の条件をクリアーしますが、次の条件が出てきます
A級になることができない!?
しかしこの直後に城戸司令は「A級昇格試験は出来ない」と言います。
理由は 遠征までの準備期間をこれまでより多く取りたいから時間的に余裕が無いというのです。
じゃあ雨取取るだけ取ってこっち何も出来んの?と当然の反論になりますが、城戸司令は続けます。
雨取の膨大トリオンで枠が増える事で、B級の主力隊員も遠征に行けることが可能になりました、つまり修たちにもチャンスが残ったということです
ボーダーからの条件その2
今期B級ランク戦で2位以上なることも条件に入りました。
といってもA級昇格試験に挑戦できるチームは「B級1位2位」で、元々三雲たちが目指してた事なのでやることはあんま変わらないのですが
1位じゃないだけ結構温情あると思うんです(1位の二宮隊は半端なく強く、ポイント差も大きい)
こうして、互いにメリットがある内容で交渉は終わります。
終わりに
今回は交渉パートだけをピックアップしました、今回の進め方は本誌で読んでた時にも驚きました、だってこれ考えたの中学生でしかも一晩で練り上げたのですから
これでヒュース加入は決まりましたが、入隊の時間の都合上、次の試合までには出ることが出来ないため、修たち3人で挑むことになります。どう凌ぐのか見所です
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