リアルビジネスをされている法人さんの強みを活かすには?
リアルビジネスをされている法人さんから
この新型コロナの影響でインターネットにシフトを
含めて検討したいという問い合わせがありました。
久しぶりに新鮮な会話をしました。
ECってなに?
インターネット上で物販やサービスを売ることです。
イーコマースって?
ネットショップのことですか?
こんな質問が出ました。
でも、彼らは通販ビジネスをしている方
より物流面については知識があります。
例えば、通販ビジネスのコスト削減に
欠かすことができない10項目については
全て用語を理解されていました。
ちなみに、コスト削減に
影響を及ぼすワード10は、
・在庫削減
・平準化
・アイテム数の整理
・需要予測精度の向上
・アイテム数の整理
・配送頻度の見直し
・物流サービスの適正化
・直送化
・積載率の向上(混載化、帰り便の利用など)
・保管の効率化(削減・抑制)
です。
もう少し体系立ててまとめますと
こうなります。
保管費の削減
・倉庫整理システムの導入
・在庫量の適正化
・保管効率向上のための設備導入検討
配送費の抑制
・在庫の適正配置
・梱包サイズの見直し
原価率の改善
・商品入替による原価低減
・サプライヤーの選択と集中
商品構成の見直し
・コスト構造に合わせた新商品および新ジャンルの投下
よって、ビジネスモデルによって
得手不得手が明確なんですね!
通販ビジネスをしている方は、
美健関連の商材と定期購入での売り方は
ノウハウも沢山あるので良く理解を
されている経営者が多いです。
が、一方
コスト削減や効率化については
あまり通販ビジネスの構造を含めて
あまり知らない経営者が多いです。
物流コストの全体像を把握するための
切り口は機能別のアプローチです。
輸送・保管・包装・荷役・物流管理ごとに
掛かった費用をまずは把握するのです。
次に、支払物流費については、
物流事業者からの請求関連と
それ以外の物流コストになります。
通販業界以外の製造業は、
工場内の物流コストは製造原価に分類しています。
ここをよく現場の改善でBS改善に活かす
コンサル支援をしています。
全体最適の観点から業務を設計しようとしても、
工場管轄の物流についてはスルーのことが多いのです。
例えば、メーカーの配送先は卸や販社までなのか?
それとも小売りまで配送する必要があるのか?
同じ小売りでもセンターまでか、
あるいは各店舗までか等の違いで当然、
物流コストに影響が出ます。
さらには受注してから顧客に配送するまでの
リードタイムや配送ロットや
時間指定等の納品条件の差も確認する必要があります。
つまり、ネット通販とは無縁の業種の方は、物流コストについて
はとても詳しいのでこのノウハウを既にネット通販をやっている方に
お伝えすることでメリットが出ます。
また、リアルビジネスをしている方は商品を絞って新カテゴリーと
ネーミングを創る商品企画のノウハウをお話ししてあげると
双方にメリットが生まれてきます。
インターネットを活用して自分の商品・サービスを売りたい! でもなかなか売れずにモヤモヤしている問題を解決する アドバイスをしています。 https://www.youtube.com/channel/UCxrQWY0HlXqFcOfe02_uztg/videos