リブランディングのためのコンセプト作成法(電通ハニカムモデル)
ブランドとは意味付けと言われています。
イメージとしては、自社にしかできない役立ち方の約束です。
自社にしかできない世の中への役立ち方の約束という意味があります。
人にも企業にも商品にも、
その人やものにしかできない
世の中への役立ち方があります。
社会に溢れている課題を
分担して解決していると考え
それを「志」と呼んでいます。
自社の唯一無二の志を世の中に約束することが、
ブランドとしてスタートさせる大前提です。
この前提があった上で、その姿勢を続けていくことが
ブランドらしくなっていきます。
ブランドを語る中で良くブランドコンセプト
があるか否かやどうなっていますか?
と質問を受けるケースも多いかと思います。
ブランドミッションは
日々果たしていく使命や目的を言語化したもの
そんなブランドの核になってくるのが
ブランドコンセプトになります。
ブランドコンセプトは、
そのブランドが日々果たしていく
使命や目的を言語化したものです。
世の中で支持されているブランドは、
このブランドコンセプトを
明確にもっていることが多いです。
ディズニーランドもまた、この核を
商品やサービスなどに生かしていくことで、
長期的に愛され、ファンの多いブランドになっていきます。
実践的にワークをする際には電通のハニカムモデル
がお勧めです。
①シンボル(symbol)
②そのブランドの信頼の源泉(base of authority)
③機能価値(functional benefit)
④情緒価値(emotional benefit)
⑤顧客イメージ(ideal customer image)
⑥この商品が人だったら。(personality)
⑦コアバリュー(core value)
を言語化します。
○○は△△です。
△△は、□□です。
のように構造を理解すると電通ハニカム構造5層の
ワークもやりやすいです。
いきなり埋める作業をするよりも
・あなたはどんな人ですか?
・誰に対してメッセージを伝えたいですか?
・メッセージを伝えどんな気持ちになって欲しいですか?
・その気持ちを実現するために何かできることはありますか?
・今までで何か褒められたことはありますか?または何かしようとしていますか?
・あなたはどんなメッセージを伝えたいですか?
・最後にあなたを特徴付ける服装とか趣味とかありますか?
のような質問に対して回答していくのが良いです。
デザインやロゴにも影響する大切なことなので会社の幹部とすり合わせを是非
やってみてください。
ブランドコンセプトがより、
共創化になると社会性も生まれてきます。
誰が何のために、誰とどんな夢を共有したいのかが
明確に見えてきます。
仲間がたくさん集まりそうな
夢だと感じられるので、
このブランドコンセプトは
ファンディングとなっていきます。