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通販マーケティングにおけるKGIとKPIの設定方法について

3C分析をした後は、事業を進めるにあたりKGIやKPIが必要になります。

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事業を達成するためには、ゴール設定をし、
そのゴールまでの各プロセスがきちんと

実行されているのかを定量的に評価するための指標である
KPIの設定が必要になります。

KPIの設定方法の流れは、以下となります。
1.KGIの設定
2.KGIの細分化
3.KSFの設定
4.KPIの設定
が流れです。

1.KGIを設定する
KGI(Key Goal Indicator)は
経営目標達成指標の意味です。

企業が取り組む事業において、
最終的な目標に到着したと数値指標です。

例えば、顧客満足度を向上する
という目標はKGIとしては不適切です。

このとき、顧客満足度を向上させて
リピート率・客単価上げることが目的です。

その場合、KGIは半年後までに、
リピート率を現在の15%から35%まで増加させる

1年後までに客単価を現在の10,000円から15,000円まで増やす
のように具体的に設定するのが望ましいです。

2.KGIを細分化する
KPIはKGIの中間目標であるので、
KGIの内容をより具体性のある
数値目標へと細分化することが必要です。

KPIはKGIの構成要素です。

イメージ例としては、
10億通販を達成するために、
年間リピート率60%を満たすためには、
1回目から2回目の引き上げ率を最低でも20%以上に
設定しないと達成が難しいです。

この場合の年間リピート率60%も
10億通販を達成するためのKPIです。
また、1回目から2回目の引き上げ率を最低でも20%以上も
KPIになります。
10億通販の達成はKGIになります。

このように細分化されたKPIが達成されることで、
全体としてのKGIが実現されるのです。

3.KSFを定める
KSFとはKey Success Factor(重要成功要因)
の頭文字を取った言葉です。

事業を成功に導くために必要な要因という意味です。

KGIを達成するための要素を細分化しましたが、
特に成功のカギを握る要素がKSFなのです。

先ほどの事例では、
売上=数量×単価×回数
と分解できた場合、

単価を上げるために、既存顧客の事前期待を超えること
がKSFになります。

経営資源は有限です。
KGI達成のためにすべての
要素に十分なリソースを割く
ことができない場合もあります。

KSFを設定することで、
より効率のよい事業戦略を作れるのです。

KSFを分析し設定することが、
KGIを実現できるような経営戦略になります。

アクションを生み出すことにつながるわけです。
なお、KSFは数値化された目標ではないので、
事例のようにKGI、KPIとは違います。

KSFは一回設定すれば
それで終わりではありません。

企業の外的環境・経営資源は日々変化しており、
事業を成功に導くために必要な要素も
また変わっていきます。

その状況に合わせて、適切なKSFを定めることが重要です。

4.KPIを設定
KSFの設定により、KGI実現に
重視すべき要素を明確化します。

具体的な数値目標&中間目標であるKPIを策定します。

企業がKPIを適切に設定しようとする場合
SMARTと呼ばれる考え方があります。

KPIを設定する際は、以下の5つのポイントを意識しましょう。
S:明確性(Specific)のことで、目標が明確で具体性があるかどうか
M:計量性(Measurable)のことで、目標が定期的な評価を行えるよう定量的かどうか
A:現実性(Achievable)のことで、目標が現実的かどうか
R:結果志向もしくは関連性(Result-Oriented or Relevant)です。
T:適時性(Time-bound)のことで目標の達成期限が適正に定められているかどうか

適切なKPIを設定するには、
SMARTすべての内容を満たしている必要があります。

KPIを作成する際は、各項目をクリア
しているかどうかを必ず確かめましょう。

詳しくは、こちらをご覧ください。
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