100日ファン化計画の実践編(品定め編)
新規顧客が自社のファンになってくれたら嬉しいですよね?
そんなあなたの朗報です。
実践プログラムをこの記事でできる8つの工程を
披露していきます。
100日ファン化計画の実践編になります。
具体的には、こんな構成で8回にわたり進めていきます。
社内で質問を繰り広げることによってアイデアの数や質も
向上できるような質問集とある企業の事例をセットにして紹介
していきます。
8つの工程とは、
ステップには
・品定め
・自認
・肯定
・立ち上げ
・順応
・完遂
・養育
・支持
の8つになります。
今回は最初の工程の「品定め」になります。
最初の見込み客との接点で印象を良くする工夫はとても大切です。
100日ファン化計画の書籍の中で最初の「品定め」の
工程で残り7つの工程がかわります。
つまり、ここをしっかり作り込む設計図が重要ということになります。
このことを考える上で大切なことは、まずは自分(一人称)で
実体験を振り返る必要があります。
その時の質問は、
・顧客としてセールスを受ける中で、最⾼だった経験は何?
・逆に、最悪だった経験は?
この2つになります。
顧客になる前の見込み客の段階では、
・購⼊する前に価値を感じてもらうために何ができますか
・価値を感じてもらうために、チャネルごとにどう実現しますか?
この2つを考えておく必要があります。
・対⾯の体験を通じて、顧客になってからの関係を体験してもらう⽅法は?
・セールス⼀辺倒ではなく、役に⽴つ情報満載のメールにする⽅法は?
・郵便物で注意を引いて、あなたのことを考えるようにするには、
郵便物をどう活⽤すれば良いか?
これ以降は少し応用編の質問になります。
・販売担当者以外の⾃社メンバーを⾒込客に紹介して
販売プロセスを強化するには、電話をどう使うか?
・販売担当者以外の⾃社メンバーと⾒込客との間に
個⼈レベルのつながりを作るには、動画をどう使う?
・⾒込客を⼼の底から「ワオ!」と驚かせるプレゼントを考えてください
あの「あったらいいな」で有名な小林製薬さんも実践されています。
小林製薬では「お誕生日メール」では
一切の販促を行わないという施策を立てました。
小林製薬では、顧客の誕生日に動画を送っています。
内容は数年にわたり試行錯誤しバージョンアップを重ねていますが、
現在は社員が登場し、顧客の名前を呼びかけて
お祝いのメッセージを伝えるとスタイルです。
この形は顧客に感想をヒアリングしてたどり着いたと言っておられました。
顧客からのフィードバックにあった意見は、
・登場する社員に名前を名乗ってほしい
・メッセージの中で自分の名前を呼んでほしい
などの意見がありこれらのアイデアをそのまま取り入れた
動画を小林製薬は作成しています。
大切なことは、
・顔の見える顧客リレーション
・顧客のファン化
をどう表現して見せるのか?です。
ご参考にして頂ければ幸いです。
こちらは通販部門ですがこのようなCRM施策からの自社の
ファン化計画を意図的に仕掛けています。