顧客課題が先かそれともサービス&プロダクトが先か?
ニワトリが先か?それとも卵が先か
この表題の状況を抜け出す策はあるのでしょうか?
その解決策の1つが「顧客課題」と
「それを解決しかつ実現可能なサービスプロダクト」
のセットで考え発見することです。
本題へ
大企業のみならず、起業家にとっても
ゼロイチの新規事業開発に取り組んでいる企業様はコロナ禍に
おいて増加してきました。
業態変化を含めると8割の企業が変革をチャレンジ
しています。
その新規事業開発において考えるべきことは多岐に渡ります。
製品/サービスのデザインやデリバリーといったプロダクト面。
プロモーション/営業&サポートといった対顧客面。
キャッシュフローといった財務面。
採用といった人事面。
など、ざっと挙げるだけでも、フロプット部門から
コストセンター面を検討する必要があります。
2022年は、シェアリングエコノミー・サスティナブル
パーソナライズなどデジタル技術が事業の根幹を
形成する新規事業が増えています。
デジタルの観点からの検討は不可欠です。
ただ日本においては、デジタル技術に明るい
経営人材が大幅に不足しています。
経営にデジタル技術をどのように
取り込んでいくか、すなわち
デジタルトランスフォーメーション
DXを推進することは、大きな課題です。
新規事業開発は大きく3つのフェーズに分かれます。
上述したように事業には、
さまざまな要素が絡み合っています。
これらの要素が適切な構成になったときに
初めて事業は成立します。
数多くある要素の組み合わせの中から、
事業が成立可能な組み合わせを発見するにはどうしたら良いのでしょうか?
困難なことが起きた場合は分割する
デカルトの言葉です。
新規事業開発も同様にフェーズごとに
分けて考えるのがセオリーになっています。
フェーズの切り分け方は色々あります。
最近は以下の3つのフェーズに
区切って考えるケースが増えています。
0 → 1(ゼロイチ)フェーズ
このフェーズは、
顧客課題と、その課題を解決することです。
かつ実現可能なプロダクト&サービス
のセットを発見するフェーズです。
1 → 10フェーズ
0 → 1フェーズで発見したコアに基軸に
ビジネスモデルを作り上げるフェーズ
です。
10→100フェーズ
1 → 10フェーズで作りあげた
ビジネスモデルにより、新規顧客を
スムーズに獲得し事業規模を高速に拡大していくフェーズ
です。
経営にデジタル技術を取り組む際の条件1として、
0 → 1フェーズを考えます。
新規事業開発における最初のフェーズです。
このフェーズでやるべきは、
顧客課題と顧客の課題解決です。
しかも実現可能なサービスプロダクト
のセットを発見することです。
・誰が顧客なのか
・その顧客の課題は何なのか
を明らかにするとともに、
実現可能なサービスプロダクトによって、
その課題を解決できなければなりません。
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