顧客体験を最大化させる5つのこと
今後よりLTV向上を上げるために
顧客体験を最大化させていくことが大切です。
そのために必要となるデジタルの活用法
について考えていきましょう。
価値を高めるためには
・感覚的なもの
・創造的なもの
・身体的なもの
・組織から得られるもの
・情緒的なもの
などが挙げられます。
商品やサービスに対して、お客様がどう行動しそして
どのような感情&期待を持ったのか、
結果としてどんな評価を持っているのかに着目します。
購買までの過程と、買った後の行動が重要です。
事前期待と事後評価があり、
これらの関係性によってお客様が
どのように感じるのかが異なります。
それぞれの行動シナリオを考えながら、
シナリオを設計することによって
今後の発展につながるのです。
そしてこれも「見える化」しなければなりません。
行動のプロセスをデータ化しておきましょう。
この「事前期待」と「事後評価」に
おける行動や感情のバランスについては
三つのパターンに分けられます。
・事前期待>事後評価
・事前期待=事後評価
・事前期待<事後評価
です。
それぞれどのような特徴を持ち、
企業やブランドにとっての柄強についてまとめました。
まず事前期待が事後評価よりも大きかった場合
事前期待>事後評価この状態では期待よりも
評価が低かったという状態です。
お客様にとって何か不満点があり
心のバランスが悪くなってしまいます。
心のバランスをとるために結果として
誰かに不満を話したり、クレームに繋がるのです。
「思っていたのと違う」「こんなはずじゃなかった」
などの感情を抱かせてしまったというわけですね。
事前期待と事後評価のバランスが上手にとれている場合
事前期待=事後評価、この状態はおおむね満足できて
おり心のバランスもたもたれています。
不満がないので再購入に繋がり
リピーターを増やすことができるでしょう。
逆に言えば心のバランスが保たれているので
特に何かを発信することがありません。
自分が満足しているだからまた購入する、という流れです。
事前期待よりも事後評価の方が大きい場合
事前期待<事後評価この場合は、満足を超えて感動に繋がります。
心のバランスとしては貰い過ぎのような
状態でお返しをしたいと感じる人も多くなるのです。
結果として口コミに繋がり、周囲の人へ評価を広めてくれます。
そして「こんなにも感動したのだから誰かと共有したい」
「友人に教えてあげたい」などの感情抱かせることもあります。
自然と周知に繋がっているのです。
つまり何がクレームになるのか、
リピートになるのか、口コミに繋がるのかは
事前期待と事後評価の大きさが、
どのようなバランスで撮られているかによって決まります。
行動シナリオとして最初に設計しておかなくてはなりません。
まずは数字化されてわかるように可視化するのが大事です。
口コミ評価やアクセス解析などそれぞれ行ったことを
集めて分析していかなければなりません。
各部署でそれぞれが持っているデータを統一して
見ることがデジタルの活用法として大切です。
この指標をもとに日々サービスの向上を図るのです。
NPSが高い企業や事業は成長率も高く収益向上を
実現させるためにはNPSの指標は重要です。