商品コンセプトを構築することの重要性を整理すると
商品コンセプトを構築することの重要性は
ことあるごとに言っています。
特に単価をあげたり
ブランド化するためには必須
になります。
商品開発のプロセスは、
市場状況の分析を通して
発想したアイデアから始まります。
ステップ1
市場の状況を分析する
ステップ2
アイデアを発想する
ステップ3
コンセプト構築
第4ステップ:商品本体を開発し試作テストする
が手順になります。
商品コンセプトとはそのアイデアを発展させ、
消費者が商品をまさに使用する際に
頭に浮かぶ言葉を表現したスガタといえます。
商品コンセプトとは、
この商品はどのようなものか
誰が使うのか
どのようなシーンで使用されるのか
メリットは何か
などを
言葉やデザインで表現したものです。
コンセプトは商品開発における
最も重要な部分です。
商品コンセプトを考える場合、
誰に
何を
どのように
とういう3つの要素で
考えるとわかりやすくなります。
誰にとはターゲットです。
具体的な人に販売していくか
です。
何をは
どのようなニーズや欲求を満たすのか、
どのような便益を与えるのか
どのようには
ニーズや便益をどのような方法や技術で満たすのか
上述の3つの要素を念頭に置きながら、
コンセプトシートを使って作成していきます。
コンセプトシートとは、
プロダクトの5層という概念と同じです。
コンセプトの評価は
社内および社外の身近なメンバーで実施します。
評価を点数化することで、
商品化するための試作に
進めるか否かの総合的な判断を役立ちます。
インターネット調査や
モニターの活用や座談会など
により想定ターゲット層を抽出して、
それぞれの商品コンセプトの
魅力度のヒアリングをして測定します。
第4ステップ:商品本体を開発し試作テストする
商品コンセプトが絞り込まれたら、
それを"カタチ"にします。
つまり商品本体の開発です。
商品開発をすべて自社の生産設備
生産技術で賄うことに
こだわる必要はありません。
電話をかけて取り扱いしたい旨の連絡を入れて
委託販売やテスト販売という方法もあります。
実際、今手がけているクラファンの製品は
自社ブランドだけでは構成されていません。
どうしても自社で押さえて
おきたいコア技術以外は、
協力企業など外部への委託も
考慮しながら開発してみてください。
協力企業を活用するメリットとしては、
自社の投資リスクの回避が可能です。
自社にない技術の活用や開発から商品化までの
スピード化などがあります。
原価の大部分は開発段階で決まると言われます。
競合他社への競争優位性を保つため、
コストを低くすることはたいへん重要です。
製品品が提供する機能や品質と
そのためのコスト
との関係を吟味する必要があります。
商品化後にコストダウンを図るのには限界があります。
この前段階のMVP時点で
原価低減に取り組むことが大切です