
売れる商品の特徴5選!【後半3つの特徴】
売れる商品の特徴はたった5つを前回からお伝えしています。
おさらいすると
・目的や大義
・コンテンツ(商品力)
・顧客(ターゲット)
・マーケティング
・ブランディング
になります。
今回は後半の3つです。
ターゲットはとても重要です。
なぜなら、商品がサブでサービスがメインという立ち位置の商品は
小さな会社が他社に勝てるところだからです。
誰に販売していくのかがとても重要です。
商品はあらかじめ誰に購入して
欲しいのかを決めておく必要があります。
誰にでも売れる商品というのは世の中に存在しないため、
具体的に絞り込んでいくようにしましょう。
その具体的な方法は
ペルソナを決めることです。
マーケティングの世界ではペルソナというものがあり、
まずはこのペルソナを具体的に定義していきます。
ペルソナというのは商品を購入する理想の顧客像のことを言います。
ペルソナでよく誤解されてしまうのが、
理想=都合のいい自社で妄想した顧客
にしてしまうことです。
本来の理想の顧客は「実在していることが前提」であるのに対して、
都合のいい顧客は実在していない可能性がある
という違いがあります。
本当に世の中に実在している人物で
あることを前提に作成してください。
ペルソナの悩みを知るとは
ペルソナを定量データと定性データで作成できたら、
どのような悩みがあるのかを具体的に洗い出していきます。
基本的に人の悩みというのは大きく分けると2つしかないです。
快楽が得られるもの
苦痛を逃れるもの
このように必ず2つの悩みに区分けすることができますので、
あなたの商品がどちらの悩みを解決するものなのかを考えてみてください。
ターゲットが決定したら
どうやったら最も効率よく販売できるかを考えます。
マーケティングは簡単にいうとできるだけ
多くの人に効率よく商品を販売するための方法です。
開発した商品が勝手に売れればいいのですが、
そんな魔法の杖は基本ありません。
顧客心理をしっかりと理解して、
最大限に商品の魅力を伝えないといけないので、
そのために使われるツールです。
マーケティングでは戦略と戦術の2つを考えるようにします。
戦略は目的達成するための大きな方向性で、
戦術はその方向性に沿った具体的な方法論になります。
マーケティングの戦略を組み立てるときには
「入口」と「出口」を特に考えます。
入口:どのようなターゲットにどのようなコンセプトで打ち出すのか?
出口:最後に提案する内容は何か?
有名ブランドであるならまだしも、
いきなり「これ買ってください」で商品が買われることはないですよね。
マーケティングの戦略を練るときには、
商品の存在を知ってもらってから購入するまでの
顧客心理をしっかりと考えながらシナリオを作っていきます。
あとはシナリオに対して中身を埋めていくだけの作業になりますので、
ここの導線が間違っていると全部失敗してしまいます。
商品を販売するときに第三者機関などからの
すごいと感じれもらえる何かを提示します。
国や自治体などからの表彰であったり、
大きなグランプリで優勝したなどの実績があるだけで
1つの信頼の武器になります。
ただ、大きな実績である必要はないです。
小さな実績であったしても十分に有効手段となるため活用していきましょう。
カテゴリーというのは「分類」「範囲」のことで、
人は必ず商品をカテゴリー分けしています。
人間心理で社会的証明という言葉があります。
自分の考えに確信がないときに、
誰かの考えや行動に依存しやすくなるという心理です。
これは無意識の中で誰しもがやっているぐらい強力なものになります。
ユーザーレビューに限らず、第三者の声を伝えることで
効果を得ることができますので、お客様の声などがあるようでしたら
併せて見込み顧客へ伝えるようにしてください。
ステマ規制があるので対応には気をつけてください。
※今回は割愛します。
商品を「そのとき」売るだけならマーケティングで
売る技術を学べばいいのですが、
ロングセラーを狙っていくならブランディングも重要です。
マーケティングとは異なり、
ブランディングはストック型の資産です。
じっくり時間をかけて積み上がっていくものなので
即効性はないのですが、利益率やリピートなどを加速させる役割があります。
日本は商品力では世界でもピカイチなのですが、ブランディングがあまり得意ではないため残念ながら市場を取られてしまっています。
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