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リーンスタートアップの通販版の考え方とは?!

ミニマム通販とは
短期間・最小限のコストで商品

サービスを作り、顧客の反応を
みるマネジメント手法
を指します。

これまでは商品を販売するとなると
商品を作る→売り方を考える
という流れが一般的でした。

しかしミニマム通販では
お試しの商品(試供品)を売ってみる
→売れる見込みがあれば商品を作る
という考え方をします。

ミニマム通販で販売する
商品はテストマーケティングに

使うものなので、最低限の質で
完成させることがポイントです。

試しに売ってみて、売れる見込みが
ついてから本格的な商品へと仕上げていきます。

元々は、リーンスタートアップ
というマーケティング戦略を
ベースにしております。


Lean:無駄がない
Startup:起業

という意味を持ちます。

ご紹介するミニマム通販は
リーンスタートアップの通販版
と理解いただければ幸いです。

今すぐ始められるミニマム通販とは?

ミニマム通販は今すぐ始められて、
短期間で仮説検証がしやすい
マーケティング手法です。

ビジネスにおいて
PDCAサイクルという
業務管理手法があります。

が、ミニマム通販では
このサイクルが高速で行えます。

PDCAサイクルは、
以下4つの単語の頭文字を
とって組み合わせたものです。

P(Plan):計画
D(Do):実行
C(Check):評価
A(Action):改善

それぞれの詳細を順番に解説してきます。

P(Plan)
まずはPlan(計画)を立てます。
具体的には以下のことについて考えます。

・顧客ニーズを考える
・顧客ニーズに合う商品・サービスを設計する
・販売手法を考え、売上の仮説を立てる

例えば以下のような流れです。

「腰痛がひどくて改善したい」と
悩んでいる人がいたとします。

この悩みが「顧客ニーズ」です。

次にこの悩みを解決するには、
どのような商品ジャンルを作ればいいのかを考えます。

腰痛は姿勢が悪ければ悪化するため、
姿勢が悪くならないよう

骨盤矯正クッション
を作って販売しようとなりました。

最後に販売手法を考えます。

例えば「ネットで腰痛の悩みを
検索した人に向けて、お役立ち情報を提供します。

その流れでクッションを買ってもらおう
という販売手法を考えたとしましょう。

このように、顧客ニーズを解決する
商品開発と販売手法までを考えることが
Plan(計画)です。

D(Do)
先ほど考えたPlanを実行し、
仮説が合っているのかを確認します。

この段階がDo(実行)で、
具体的には以下のことを行います。

・顧客ニーズを満たす商品を開発する
・実際に販売する

商品の質は先ほども述べたように
「最低限のもの」であることが重要です。

骨盤矯正クッションであれば
「姿勢を正しく維持できる」
という機能だけにこだわり、

それ以外の部分はできるだけ予算をかけずに
捨てます。

このように最初は必ず試作品(モニターとして)を販売して、
どういった反響があるのかを調べましょう。

もし自社のブランド力・信用力に自信がなければ、
モニターを募集して無料で使ってもらっても問題ありません。

とにかくミニマム通販の原理原則である
最低限の質が担保された商品を安価で提供する
ことが最大のポイントです。

C(Check)
Doの後、本当にPlanで立てた
仮説が正しかったのかを検証します。

この工程がCheck(評価)です。

もし計算通りの結果が出ていれば、
そのまま本格的な商品作りに入っていきます。

しかし思うような売上や反響がなく
「仮説が違っている」ことが

予想される場合は、なぜ思うような結果が
得られなかったのか原因を探しましょう。

原因を見つけ次第、軌道修正して
新たなプランを立てます。

例えば「骨盤矯正クッション」を試しに
ミニマム通販で販売してみたものの、
あまり売れなかったとします。

その場合「なぜ売れなかったのか」の
原因として考えられるのは、
以下の項目です。

・骨盤矯正クッションを必要としている人が少ない
・似たような商品を作っている競合他社が多い
・商品の強みを上手くアピールできていない
・販売手法が適切でない

このように、ただ売れなかったという結果に対し
考えられる原因は様々です。

どれか1つでも問題があると、
商品は思うように売れません。

A(Action)
Checkで出た問題点に対し、
改善策を練ります。

そして再度仮説を立て、
ミニマム通販を通じて検証します。

これはミニマム通販に限らず、
ビジネス全般において必要な考え方です。

ある程度の売上見込がつくまで、
このPDCAサイクルをひたすら繰り返します。

仮説が違っていた場合に
再度PDCAサイクルを回せるよう

できるだけ最小限の予算で
Actionを起こすように心がけましょう。

またCheckをした時点で
商品自体に売れる見込みがない

と判断されれば、商品やサービスの
リリースを中止するのも1つのActionです。


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