食のトレンドを見極めるためには?
大手コンビニ3社VS超一流料理人の対決を
お正月のテレビでやっていました。
会社員時代に、民間で最初に後払い導入をローロンさんと
締結したり、無料のカタログを有料化して販売したり、
付録をつけて〇〇〇限定、として販売した経験からも
とてもコンビニ業界と近い位置でお仕事を
させて頂きました。
一流料理人が、名前(ネーミング)を超えて
いませんね、などのコメントを
聞いていると商品とネーミングの重要性を
本当に強く感じました。
売れる商品を作る上で重要にことは
商品名、味、コンセプトになります。
お客様にイメージをして頂くための商品名、
ネーミングの作り方を紹介したいと思います!
ステップ1)リサーチをする。
※ビジネスの基本ですが、競合他社の調査
ステップ2)15の要素に分解する
※調査したことを2軸の要素に分解する
15の要素とは:新規・歴史・機能性・価格
限定・気づき・評価・人気・感動・実績
不安・解決・期待感・比較・疑問
ステップ3)ポジショニングを決める
※〇×▲の2軸にする
よく知ってる商品だったし、
過去「リサーチ」した商品や企業は
ほとんど時間はかかりません。
コンビニなどの激戦商品は、商品企画の担当者も
試作に100回以上作っていることからも
相当時間をかけてリサーチをしています。
ビジネスリサーチのコツは、ステップ2の
15の要素に分解することを想定して調査する
ことをお勧めします。
広告の神様、デヴィッド・オグルビーは、
広告で一番大事なのは、
商品のポジショニングだと言っていました。
ポジショニングとは、その商品を何と位置づけるか?
です。
この商品は、何なのか?ということです。
例えば、単なるハンバーグなのか?
2重構造のハンバーグなのか?
を決めることになります。
コンビニ3社の戦いもライバル商品をとても
研究されていました。
そんな研究をしていると、どんなアイディアで
注意を引き付ければいいのか?
メインに訴求する感情は何なのか?
みたいなPNP設計(プロダクト・ネーミング・パッケージ)
の設計を組み上げる時に、
フックのアイディアが決まります。
成分や産地をしっかり自社の商品や
マーケットに合わせて調査をしていきます。
ヒットする弁当や総菜を企画するには、
日頃の情報収集が肝になるわけ
で特効薬はありません。
食品で言えば、デパ地下巡りは必須です。
また、SNSのトレンドをチェックするのも重要です。
流行の変化を直接肌で感じることも大切です。
産地や成分の中に何気ない意思決定の中に、
開発のヒントが隠れているケースもあります。
私は、気になる食品はスマホで撮影し、
情報共有する際の資料として活用しています。