【プロローグ】FlyingSkyhigh PhotoSession開催にあたって
まえがき
こんにちは、または読む人によってはこんばんはかもしれません。
数日前に、私の野望の1つでもあった出来事を終えて、長い長い余韻に浸っているところです。
その作品のファンとして、または痛車と言う趣味を長年にわたって続けている、私の1つの終着点のつもりでしたが、もしかしたら1つの通過点だったのかもしれません。
「そのコンテンツのキャストが、PV撮影をしたスタジオで、痛車やコスプレの撮影会を実現する。」流れとお気持ちをメインにしたものです。
このレポートは開催模様よりも、この企画のプロローグに加えて、私の主観や気持ちのレポートになります。
写真がすべてそろい次第で、開催レポートは作成予定です。
ものごとのはじまり
私はもう12年間、ワールドウィッチーズシリーズのファンで、劇場版に感動し、スピンオフにもハマり、そして10周年企画として発足した、「連盟空軍航空魔法音楽隊 ルミナスウィッチーズ」のエリーとそのキャストに惚れこんだ、この作品のファンでした。
そんな中、2020年8月にはルミナスウィッチーズより1stシングル「Flying Skyhigh」が発売されました。コロナ禍や様々な事情があり、この曲の初出しから既に1年以上が経過し、念願の1stシングル発売となりました。
それと共に、メイン曲の「Flying Skyhigh」/「Smiling Singing」の2曲共にPVが公開され、ショートVer.は深夜帯のCM告知でも流れる事がありました。
同年12月には、1stシングルのPVプロローグ等が収録された、「私的活動記録映像集 第1譚」が発売、ここで私の1つの考えが生まれました。
「Flying Skyhigh」のPVを撮ったスタジオで、痛車の撮影会を出来ないか?
というのも、このPVには撮影スタジオのクレジットや外観のカットがあり、調べてみたところ、自動車の撮影をメインとする大型スタジオだったのです!
既にこの作品の痛車を製作して2年目に突入していた私(詳細は記事参照)は、この時に「キャストが実際にパフォーマンスし、PVを撮ったスタジオで撮影会をやってみたい!」と1つの野望を掲げました。
ですが、この当時はスタジオ借用にあたっての金額面やそういったつてがないことから、野望と言うよりは「夢物語」みたいな話でした。
「夢物語」が「野望」に変わった時
前述の通り、野望というよりも夢物語みたいな話であって、考えはしていましたが、そのまま時は過ぎて1年。2022年になりました。
2021年放送予定だったこの作品が、2022年夏に放映予定となったことによって、一番作品が盛り上がって行く年でした。
私も「痛車と言う文化から、作品を盛り上げて行きたい!」との想いから、現役の空港を貸し切った撮影会「TAKE OFF! PhotoSession 2022」を開催しました。
空を舞台とするこの作品にとって、空港や滑走路と言うロケーションも1種の最高の舞台でしたが、やはり公式な場で使われた場所の特別感は捨てきれずに居ました。
そんな中、私はSNSでの活動としてInstagramに注力している時期があり、リール動画や画像を沢山の人に評価して頂く機会が多くありました。
既にこの頃には1万人ほどのフォローを頂いていましたが、この中であのPVを撮ったスタジオである、「Studio Paddock」さんにフォロー頂いたことが1つのきっかけでした。
2023年に入った頃には、メッセージでやり取りをさせて頂き、借りるプランや日程調整等を繰り返し、「夢物語」ではなく、実現の可能性がある「野望」へと変わりました。
苦悩の1年
2023年、アニメ放映年も終わりひと段落。ですが、この年から私の苦悩が始まりました。
2023年の4月を皮切り、2023年後半には私が大好きなキャストさんが制限付きでの活動となり、表舞台でお目にかかれることが今現在も出来ない状況になりました。
私自身がエリーやそのキャストさんが好きで、この作品のファンになったこともあり、仕方ないこととは重々理解しつつも、公式側の発表の有耶無耶さや、その後の扱いに疑問点も多く、周囲の筋道の通らない対応に私自身がどういった形でコンテンツに向き合ってよいかも本当にわからない状況になりました。
少しでも声が聴ける機会があるならとナンバリングのライブには2回参加しましたが、声を聞いたりすることは嬉しい反面、それ以外の辛さが勝ってしまい、泣きながら帰路に付いていました。
実際、そういった状況の中でも、私の目標や楽しいことを計画して気を紛らわせようと言う思いもあって、2023年8月の3rdLIVEや2024年7月の4thLIVEでの遠征に合わせて開催できないか等、スタジオさんとやり取りをしながら調整を進めておりました。
ですが、基本的に夏場は日程が合わなかったこともあって、開催を見送っておりました。
野望の進展と迷い
そんな中、秋の痛車イベントシーズンに何処に行こうかを3月頃に考えていました。
私は福岡に住んでいるので、遠征ともなればそれなりの金額がかかる為、先に何処に行こうかは決めています。
いつもならば、9月半ばに大阪万博公園で開催の「痛車天国EXPO」にエントリーし、ついでに関西観光でも~みたいなのがここ2年ぐらいの計画でした。
今年は大阪万博の関係もあって、9月の開催はなく、千葉で開催される「E.M.T.G 11」への参加を検討していました。PCゲームコンテンツ主体のイベントではありますが、友人も多く参加することもあり、楽しいイベントでしたので2年ぶりにこちらに指標を合わせる事にしました。
以上の経緯もあって、スタジオさんのほうに「9/21であれば開催可能でしょうか…?」とのお伺いを立てたところ、3月の段階で「その日程であれば押さえられます!」とご連絡を頂き、ついに始まりから3年越しの夢物語から野望が実現の運びとなりました。
やはり先の苦悩もあり、少しの迷いもありました。
スタジオは取れた、痛車で参加の方は台数が限られることや金額面/日程で確実に来られる保証がある方として、同じワールドウィッチーズシリーズの痛車の友人の中で希望者から決定し、開催はできる。
ですが、4thLIVE前にあまりにも現状の辛さに打ちひしがれて、開催自体を迷ってしまいました。
そうは思いつつも、やれることは手を付けたいと思い、4thLIVEの夜に私の痛車の絵を描いて頂いた上に、コスプレの活動もされている青橋雨さんに相談をしました。
同じエリーが好きな者として、二次創作や痛車などのファン活動が好きでキャラクターを愛するものとして、悩みを相談しつつ、提案させて頂きました。
私「実は公式PVを撮ったスタジオを押さえています。痛車とコスプレで大型撮影会をしたいのだけど、エリー推しの現実としてはつらいところも多く、迷っています…」
雨さん「やり切りましょう!コスプレの方は私がやります!一先ずやり切ってみましょう!」
私はこの言葉に背中を押されて、その場で「やったらやりましょうか!」と計画を進めようと決め打ちしました。2024年7月の話です。
実現に向けて
この時点で上記にあるように既に7月。撮影会は9月です。
つまり当日迄2ヶ月程しかありませんでした。
私は「最高のファンメイドの催しにしたい!」との熱意もありました。
痛車の撮影についても、大型スタジオで詳細なライティングを施しての撮影は、私達痛車オーナーは素人であって、スタジオさんの方に提案や質疑をしつつ、撮影内容を決めていきました。
スタジオさんも痛車の撮影は初めてで、キャラクターへの反射や光の当たり方を事前に考慮頂きまして、撮影の内容を決めていきました。
1つ1つ聞く度に、分かりやすい写真資料を添付いただき、丁寧に対応頂けたおかげで、時間内に何ができるのか?を事前に緻密に計画することが可能でした。
コスプレの併せ計画は実際半年程…やレイヤーさんが参加するための中身を1つ1つ、雨さんに教えて頂きつつ、計画を進めました。
特急での併せ計画やコスプレ側の調整は任せっきりで、頭が上がりません。
そして、この作品「ルミナスウィッチーズ」は9人で1つのユニットです。
痛車が参加するキャラクターに加えて、9人のキャラクターをPVに合わせた赤い衣装でそろえる事は大きな関門の一つでした。
2ヶ月の間、打合せを重ねながら1つの資料をまとめました。
資料の最終版は9/16頃、私は極力車を汚さない為にフェリーで関東に向かう為、9/19夜には出発でした。
撮影当日
フェリーが沈むことも事故もなく、到着し撮影会当日となりました。
やはり、思いついた夢物語から3年目の実現、ずっとそわそわにやにやしてる気持ち悪い奴になっていたと思います。
撮影会開始は12時から、私は打合せと準備で11時に会場入りしました。
撮影の流れや設備の確認を行い、私の車でライティングの確認を開始。やはり大型の白ホリゾント内に入る瞬間はテンションが上がりました!
そうこうしてるうちに、徐々にコスプレイヤー様や参加者も会場入り。
本格的に撮影会が開始されました…つづく…
5台の痛車と9人のコスプレイヤー様で撮影会は開始されました。
9人、つまりルミナスウィッチーズが全員が揃い、本当にありがとうございました。
今回はプロローグとのことで、撮影会レポートはすべての写真レタッチやスタジオさんからの写真納品後に作成し、公開させて下さい。
撮影会を終えて。
ここまで、読みにくくて長い文章だったかと思いますが、読んで頂きましてありがとうございます。
私が痛車を始めて12年、現在の愛車ランサーエボリューションⅨとエリーとは共に歩んで5年目になり、その集大成の1つとして計画しました。
今のラッピングは製作して4年経つような箇所もあり、劣化が多く見られること、コンテンツやキャラクターを取り巻く環境に辛いことが多くあり、1つの区切りとして、今後ラッピングをすべて剥し、気持ちの整理をすることも考えていました。
ですが、撮影会を終えた今の心持ちは少し違っていて、来年度に一度ラッピングを剝がすことには変わりがありませんが、これからもエリーと歩んでいくことも考えています。
また、「最高のファンメイドでの催しにしたい」との目標も一先ずは達成できたんじゃないかなとも思っています。
長年、ITASHAWEEKにて痛車イベントスタッフとして、楽しいイベントを作る為の主催さんの動きで勉強させて頂いた事をフルに活かしました。
イベント開催側、会場側、参加者、全員が全力を尽くし、「最高の一日だった!」と気持ちよく言える事が理想形だと思っていました。催しに対して、それぞれが熱意をもって当たれば、良い結果が生まれると確信しました。
今回の撮影会の為に、ルミナスウィッチーズをアニメ迄見て頂いたStudioPaddockのスタッフ様。
ギリギリまで衣装などの準備をして頂いて、大変な交通状況も含めて遠くから来ていただいた方もいらっしゃって、撮影の提案なども頂いたコスプレイヤー様。
私も含めて、最高の環境で撮影するために自分のクルマのラッピングをやり直したり、傷を治したり、隅々まで洗車した痛車オーナー。
この撮影会の為にお越し頂いたカメラマン様、レポート作成の為にお越し頂いたメディア担当様、撮影のサポートをして頂いた友人たち。
全ての人に感謝しています。本当にありがとうございました!
「楽しかった!」「最高の一日だった!」その言葉を頂けることが一番嬉しかったです。
「またやりたい!」との声も頂きましたので、スタジオ撮影会2回目や別の会場などなど…またやろう!という時にはお声がけさせて下さい。
そして、この撮影会のイベント自体が私からルミナスウィッチーズへの1つの贈るメッセージです。また心から楽しめる日迄…。
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