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【日記】名前のはなし
CLAMPと峰倉かずやに首まで浸かっていた(分からない人はオシャレでほんのりBL味のするコンテンツにどハマりしていたと思ってほしい)頃。ご多分に漏れず難読漢字で1次創作のキャラクター名付けたくて、じいちゃんの形見分けで貰った漢字辞書を見ていたら「月出(ひたち)」という文字を見つけた。夜が好きだった当時は「いいじゃん!」とソッコーで採用し、設定だけ考えて、ノートに痕跡だけ残った。
その後インターネットに誕生したわたしの自我に名前をつけるにあたって、そのキャラクターから丸々名前をもらった。名前は気に入っていたのだ。当時は椎名林檎が好きだったので意味もなく月出をカタカナにして、インターネット命名の儀、第一形態である。その時はカタカナ+漢字の組み合わせだった。
名前が今の形になったのはmixi全盛期になってからだ。
オフラインの知人とオンラインの知人が混在するインターネット空間の中、当時の名前をそのまま使ってオフラインの知人に検索などをされ、サーバー移転の引き継ぎし忘れたせいでログインできず消すに消せなくなり放置している個人ウェブサイトを見出されたら。同じ名前ではてブもやってたので、それも見つかってしまった日にはもはや。もはやである。
そこで、オンライン知人向けに「ひたち」だけ残して、オフライン知人と遊ぶ音ゲーのユーザーネーム「EVO」をひらがなにして、末尾にくっつけた。
こんにちは。ひたちえぼです。
ひらがなにしたのが気に入っている。どこで区切るのか良く分からないのが良い。オンライン知人が呼ぶなら「ひたち」で切って呼んでくれれば良い。古い友人は「チェボ氏」と呼んでくれたりする。
5文字なのも好きポイントだ。当たりくじ、メロンパン、どせいさん、ひたちえぼ。字面も、なんかよく分からんけど人の名前に見えるし。しっくりきている。
本名のほうも、小学生の頃に「親に聞きましょう」って授業で由来は知っている。それで「素敵だなあ」と思ったことはなく、名付ける側の願いは、受け取った側としては「知らん」と思っている。旦那さんには付き合ってた頃には本名で呼ばれていたけど、今は「妻」「奥さん」と呼ばれているし、なんならそっちの方が居心地が良い。
会社と旦那さんの実家では本名としてやってるけど、ここ何年か自分の中では「ひたちえぼ」が本体みたいになってる。自分がしっくりくるからだろうな……
それじゃあ最後に好きなバンドの名付けに関する曲を貼っておきます。この曲はとても好きなんだよな。あなたが人から初めて貰ったものはあなたの名前だよ、っていう歌。