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天城峠と河津桜に黒潮とキンメ:旅めしは椎茸弁当

 2017年2月。天城越えで河津へ。河津桜まつりは来週金曜日から。人ごみを避けて1週間早く。
 まずは修善寺駅。ここの,あじ寿司は結構有名。だけど,あじ寿司ではなく椎茸弁当を買う。

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天城越えといっても,山登りを好むサイクリストではないので,東海バスで天城峠手前の水生地下までゆく。つまり,上り坂は極力避ける。修善寺駅から約40分,1090円。ここから旧道。通行止めは車両で,3日前から歩行者は入れる。(調査済)

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 踊子歩道の案内板。河津七滝駐車場から浄蓮の滝まで5時間ほどの行程らしい。ここから旧天城隧道までは1.8km。

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ゆるやかだけど長い上り坂なので,無理をせず自転車は押して歩く。道も悪いし。旧天城隧道到着。20年ほど前に科の職員旅行で来たことがあるけど,中には入らなかった。

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明治34年にできた隧道。平成13年,道路隧道として初めて重要文化財に指定された,という石碑が建っていた。
伊豆の踊子で有名?(実は読んでない) 他に,内田康夫の「天城峠殺人事件」の舞台でもある。
トンネル脇の休憩所(あずまや)で弁当をひろげる。とりめしの上に椎茸。さすがに椎茸の味は良かった。

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天城隧道がまさに峠で,トンネルを出ると下り坂。
国道を降りていくと,ループ橋の手前に七滝へ降りる道があった。よかった。ループ橋は走りにくそうでいやだったのだ。・・・・が

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最上流の釜滝。ごらんのとおり,もう道ではなく木で整備された階段。自転車は持って降りる。8.5kg の軽量だから楽勝。

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初景滝のところに「名水」。これは汲んでいかねば。看板の左上の竹筒から流れ落ちている。半分残っている伊藤園のお茶を捨ててペットボトルに水をいれる。下の売店では150円で売っていた。

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このあと,順に滝をめぐって,ループ橋。この下の道を通って河津へ。ループ橋は路側帯がどのくらいあるか不明で,自動車が来なければいいがそうでないと自転車では走りにくそう。軽量の折畳みなので。

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河津桜は,まだ咲きはじめくらいかな。涅槃桜は結構咲いていた。

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川沿いの桜はこれから菜の花との競演になるのだろう。河津桜原木に行ってみた。結構咲いていた。

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向かい側に出ていた店。桜まんじゅう試食販売。限定だそうだ。6個入りを購入。

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以前,科の職員旅行で来たときは河津さくら祭の最中。よく咲いていて,メジロもきていた。そのときの印象を掌編に仕立てたのが,note 第1作の「桜散る」。その中に出てくる,「ねえ,桜まんじゅう,買って帰ろ」のところにあるのがこの写真。
 かくして,予定時刻に河津駅到着。15:03発のリゾート21黒潮に乗車。

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川奈で下車し,海岸まで降りて海岸沿いに伊東までゆく。およそ1時間で伊東に到着。まあ,走っただけだけど。で,目的はこれ。

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 この日営業開始のリゾート21金目。2つのリゾート列車に乗れた。新聞やTVで結構報道されていたので混んでいるかと思ったがそうでもなかった。座れた。
 17:12熱海駅着。最近できたばかり(11月25日)の駅ビル,ラスカの3F,ばんばん食堂で,ちょっと奮発してフライ盛り合わせ定食。(舟盛り定食には手が出ません)いちおうご当地のイカメンチ,鯵フライなど。

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おしまい