天浜線佐久米,ゆりかもめはどこへ
天竜浜名湖鉄道の佐久米駅は,冬場にユリカモメが飛来することで有名。検索すればいろいろ写真が出てくる。
ユリカモメが来るのは2月上旬くらいまでらしいので,2月4日,天候を見計らって行ってきた。新所原から都築まで行き,付近を自転車で回って2つ先の佐久米まで行く。昼前に到着して,駅の喫茶店「カトレア」で昼食をとる予定だ。
出発は新所原駅。
今回乗る車両。ヤマハの電動アシスト自転車「PAS」「YPJ」のラッピング列車『PAS号』
都築で下りる。9時56分。 駅併設のパン屋「メイポップ」でおやつ。
みっかび牛ごろごろコロッケサンド180円(食べかけ)と珈琲120円。イートインコーナーで。窓の外は駅のホーム。
レジの横にジャムがあったので購入。三ヶ日みかんと三ヶ日いちじく。各700円。写真は外で撮った。
ここから自転車。少し行ったところの「みつわ」で,みかん最中をおみやげに買う。
一つ先の東都筑駅のすぐ東を左(北)に折れて天浜線をくぐり,都築神社へ。思ったより立派な神社だった。
祭神は天照皇大神,日本武尊,火産霊神。末社は12社となっているが,まとめて祀られていた。
古来よりこの地で産土神として奉祀されてきた旧村社熱田神社,旧愛宕神社(ともに寛永年間)を合祀したという。
かなりの数の石段で,下から見上げても上が見えない。ここを上がるのがいいのだろうが,自転車なので横の車道を押して上がる。
拝殿は木造ではなくコンクリート造りだった。思ったより立派とはいえ,社務所や授札所に人がいる気配はなかった。
駐車場のところに展望台があり,浜名湖が見渡せる。
山を下りて,東都筑駅から南下。まもなく浜名湖に出る。
湖岸沿いはサイクリング道路。前方に見えるのは館山寺。もう少し近づくとパルパルの観覧車やロープウェイが見える。(見出し画像)
湖岸に下りてみた。思ったより水がきれいだ。
佐久米手前の湖岸に市杵島神社。知らないと通り過ぎてしまうだろう。由緒は不祥だが,口伝によれば元和年間の創立といわれる。佐久米氏子総代による新しい由緒書きがあった。
かくして,佐久米駅に到着。
到着したはいいが,あれ?カモメは? まさか,列車が来るときにカモメも飛んでくるというわけでもないだろうが。
しばらく待って下りの列車が到着。家康のラッピングだ。しかし,カモメは一羽もいない。
あとでカトレアの人に聞いてみたら,今年はイワシを追ってどこかへ行ってしまったらしい。1月下旬から来なくなっているとのこと。
そのカトレアでランチ。今日の日替わりランチはポークステーキ。オニオンソースがけで,小鉢は白菜とひじき。
食後,東へ進み,浜名湖サービスエリアへ。ここは,一般道路からも入れる。もちろん高速道路に入れるわけではない。浜名湖の眺めが良い。
さらに湖岸沿いに進んで,寸座の駅で天浜線へ。掛川まで。
おしまい。