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ウォーキング:二俣城趾から四季桜の光明寺

テレビのローカルニュースで,光明寺の四季桜と紅葉の共演が見ごろというのを見て,行ってみた。四季桜は愛知県豊田市小原地区から苗をもらって植えたのが始まりだという。

天浜線の二俣本町で降り,二俣城趾を経由して光明寺まで行く。そのままいけば2kmほどの距離だが,二俣城趾を見て回るので1時間程度を想定。
二俣本町駅。無人駅だ。

「どうする家康」効果か,「出世の町 浜松」と書いた葵の紋の幟がたっている。「←鳥羽山城趾」「↑二俣城趾」という案内板も新しかった。今年のものではないかもしれないが。
しばらく行くと,案内の石碑が建っている。これは,平成27年に「信康の会」の大村氏が設置したもの。

そのまま行くと二俣城趾に行くかなり急な石段。

鳥居の先は車道で,右折するとまもなく入口。

二俣城趾へは,ここの他,南と北からも入れる。
旭ケ丘神社の石段。旭ケ丘神社は北の丸あとに立てられている。

ここを上がって左に行くと本丸。紅葉がみごと。天主台には上れるようになっている。ただし,それほど大きくない。

説明版に図があった。北の丸の下がさきほどの石段で,搦手門から本丸にきたことになる。

本丸のむこうはすぐに崖で天竜川になっている。

南の方へ行ってみたが,南の丸というのはよくわからなかった。
図で,南の丸Ⅰのすぐ上の堀切。三号堀とかいてあるところだ。

戻る。西の丸には行きそびれた。二の丸の南隅に城山稲荷神社がある。

こちらは土塁。

二の丸。この先は本丸だ。

北の丸の旭ケ丘神社に戻る。

左側(西側)の道から清瀧寺へ向かう。道しるべにある道は崩れて通れなかったが,住宅地を何となく抜けたら道があった。
地図上だと「清瀧寺」だが,山の名前もついていて「信康山清瀧寺」という。信康は自害後,二俣城から峰続きにある小松原長安院に葬られたが,翌年,家康は同院に信康の位牌堂を建立,その後清瀧寺と名を改めたという。

清瀧寺社殿。

駿府城から苗木を持ってきて植えた,家康公お手植えの蜜柑。静岡県指定天然記念物。駿府城から苗木を持ってきて植えた蜜柑は焼津の田中城にもあった。

二俣城趾からの道は,寺の裏手から来たことになり,こちらが入口。

やぐらは井戸やぐら。下に井戸がある。その右,ちょっと白いのは,清瀧の滝。下は池になっている。
予定時刻を少し超えて10時半ころ,光明寺近くのファミマでコーヒーを飲み光明寺へ。

社殿への石段。ここは紅葉がきれい。

石段を上って正面は大黒天が祭られている大黒殿。右奥に四季桜が見える。

左手をまわると観音像があった。とても顔立ちの優しい観音像だ。

この右手が三満殿で,その周囲で四季桜と紅葉の共演が見られる。残念なことにここの紅葉は時期を過ぎていた。

足下には何体もの地蔵。

奥の院・展望台まで8分ということなので行ってみた。
登る途中で振り返ったところ。

奥の院は摩利支真天。

狛犬ならぬ猪が2体。

さらに30mほどで展望台。

展望台からの眺め。

山を下りて,昼食は15分ほど歩いたところの YuKuRuで,カレーランチ。


トマトチキンとグリーンカレのハーフ&ハーフ(ちょっとピンボケ)

帰りは光明寺下にある遠鉄ストア向かいの山東バス停からバスで磐田駅まで。

おしまい。