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真似とリスペクトは違う。単にファッション、言葉を真似してても成長しない。

生活している上で、仕事をしている上で、人と関わっている上で、「真似された??」と思うことはだれでも1回くらいはあるでしょう。逆も然り、真似て見たこともあるでしょう。

ファッションだったり、発信している内容だったり、よく使うフレーズだったり、行動や自分がアピールしている仕事だったり。

その中で、うれしく思われるし、成長する真似っこと、迷惑、下手したら「訴訟」までいくし、成長できない真似っこがある。

できるなら成長できる真似っこをしたい。その方法とは。

世の中のサービスの多くは真似でてきている だから真似することは悪いことでもない

世の中には真似っこビジネスや商品がたくさんある。

例えば、パーソナルダイエットで大ブーム(?)となったライザップがあるけれど、賛否両論あるものの圧倒的に有名になった。その仕組みの1つに「個室のパーソナルトレーニング」「厳しい糖質制限」「象徴的なビフォーアフター」があると思う。

その後、いろいろパーソナルジムが ’’ライザップ似’’のパーソナルダイエットを展開し始めた。でも、どうやってもライザップとそのほか真似したジムという、印象しか残らない。ライザップ以上なんの工夫も見えないから。この真似っこは痛々しい。

その中でもたまにすごい!と思う’’ライザップ似’’もある。ライザップの圧倒的な仕組みにオリジナリティをプラスしているサービスだったりする。(別にライザップを推している訳ではないし、通う予定も今のところない)

企業同士だって真似っこをするぐらいなんだから、個人が真似っこすることなんて、日常茶飯事。憧れの芸能人のファッションやメイクは、真似っこしたいし、友達のお洒落な子も見習いたい。勉強できる人の勉強法を真似したいし、かっこいいことばっかり言う先輩の「口癖」も真似したいって思うのは、普通の気持ち。

真似することは、悪いことじゃない。でも時々、納得いかな真似っこに当たることがある。それって何かと考えてみる。

同じ真似るでも、見習うとパクるの違い

良い真似と 悪い真似の違いを「見習う」と「パクる」と私は分類してる。

憧れの芸能人のファッションやメイク、お洒落な子の通うお店、勉強法、口癖、真似して悪いことは何もない。向上心であり、良いことではないか。

私も、大好きな先輩や尊敬、リスペクトする人がいると、その方の考え方を知りたくて、読んでる本を聞いて真似して読んだり、話し方やプレゼンの仕方、人との接し方を真似しようとする、その結果自分を成長させたいと思う。

ただ、気をつけていることは、「見習う」ことと「リスペクトする気持ち」を忘れないようにすることだ。

そしてその先にある、自分の持っているモノと合わせて、「オリジナリティ」を創り出すことが成長につながると思っている。

見習うと言う真似

例えば、自分のお気に入りの服をSNSにアップした後日に、友達が全くおんなじ格好をしてSNSにアップして、「自分が見つけてきた店でセレクトしたんだよ」みたいなことを書いていたらとしたらカチンとくるはず。(心狭いかな・ちなみに私は真似されるようなおしゃれセンスはないけどw)

でも、その子が「〇〇ちゃんの服が可愛すぎて今回、このTシャツ真似っこして購入!〇〇のセンス最高!」とでも書いていたら、ちょっと嬉しい気持ちもあるかもしれない。

ビジネスやアイデンティティを出したい場面で、まったくおんなじフレーズや主張を出すなら、「〇〇さんが発信されてる◼️◼️に深く共感!!」などと誰に影響されたかを伝えることで、尊重できる。SNSで書くなら、リツイート、引用、「◎◎の場で、習ったことだけど」などと伝えるなどすることで、リスペクトすることや感謝を伝えることもいい。これは、「見習う」と言う真似。

人の真似をするなら、その相手に対してリスペクトしたいし、あくまで「見習う」ことをしたい。

そして、その先に、見習ったエッセンスを加えて、自分なりのオリジナリティも確立していくことが成長につながる。

前述で言えば、「ライザップ」の真似をするのではなく、「ライザップの良いところを見習って、自分なりのオリジナリティを考える」ことで展開が変わっていく。


パクると言う真似

パクるは、単なるコピーすること。「それ、やったら、いい感じ」と尊敬やリスペクトなし、考えなしに、そのままパクる。

洋服の例で言えば、そのまま友達の洋服をまるまる真似して、あたかも自分で選んだ気分になって アップしてるのは単なるパクリだし、成長がない。

他人が発表した素晴らしい考え方や面白いフレーズや写真をコピペして、自分のSNSにあたかも自分が考えたようにアップしている人をたまに見かけるけど、滑稽でしかない。

私の仕事で言えば、発表したレシピをそのまま、同業者にコピペで掲載されたり、盛り付けまでも真似されているとゾッとする。

引用もないまま、私が書いた文章が他人のWEB、SNSなどに掲載されているとこれまたゾッとする。(これは、ウェブ上では検索チェックできる*1)

パクっただけでは「パクった人」でしかないし、その場の称賛はえられたとしても物事の本質や、そのさきの展開まではパクれないので、成長しない。

自分の成長につながるためには、考えながら真似をする

真似して真似されることは世の中の日常茶飯事。

でも、その際に大切なのは、リスペクトがあるか。自分の成長につなげられるか。
その人、その会社がポリシーをもってやってることはリスペクトすることが前提になる。

なぜそのサービスがあるのか、なぜこの発信が注目を浴びるのか、なぜこのファッションを素敵と感じるのか、それを考えて、本質と意図を自分なりに読み込めるとそれは、次に「自分が持っているアイテム(考え方・センス)」と組み合わさって、素敵なオリジナリティが生まれる。

日常によくあることですが、「リスペクトする。考えながら真似をする」

何かを真似したい、すごいな、羨ましいな、私もやりたいなと思った時に、これを考えるだけで、自分の成長、ヒトとしての質と人脈が変わっていくのではないかと思う。


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浅野まみこ 商品に新しい健康価値を 食で人生を変えるフードプロデューサー
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