更年期障害と鬱症状

もう何年も更年期障害の症状に悩まされている。

40代半ば頃から少し自律神経失調症のような症状が出始めた。かかりつけの婦人科で相談したら、少し早いけど更年期障害だね、と言われた。

40歳の時、卵巣嚢腫と子宮内膜症で子宮全摘と右卵巣の摘出手術をした。

その話はまた別途記録するとして、その時本当は左の卵巣も摘出する方がよいが、それをすると更年期障害早く出るかも知れないし、辛くなるだろうからと残す決断をしたと言われた。

でも、やっぱりちょこっと早く出たねと先生は苦笑した。漢方を処方され1年飲んだけれどあまり効果は感じなかった。

最初はダルさと顔ののぼせから始まった。

命の母を飲んでみることにして半年、ダルさはわずかに残っていたけれどのぼせはなくなった。

本格的に更年期障害の症状が出たのは49歳の頃。のぼせ、汗、頭痛に目眩、酷いだるさに時には吐き気や関節痛までフル装備。

今度は前回とは別の漢方を処方され飲み始めたけれど、こちらはお腹がとても緩くなる為中止。前回同様命の母も飲み始めたがこれも1年ほど続けて効果を感じられずやめた。

実際、漢方薬や命の母などなんですぐ効果が出るものではないのは理解しているけれど、日常生活がまともに送れない為薬が効かないのは本当にイライラする。薬代だってバカにならない。日によってはベッドから起き上がらないほど体が怠く目眩がひどい時もある。でも、やらなければならないことは沢山ある。

気長に更年期障害が終わるまで少しのんびり過ごす余裕なんてないのだから。

ホルモン剤の使用も考えたし、主治医とも相談したけれど毎年乳がんの検査で要経過観察の結果が出ていた為やめておこうか、という結論になった。

結局、鎮痛剤、目眩の薬、吐き気どめを飲んでそれぞれの症状を抑えながら今生活している。

仕事は自営なので調整は可能だ。

動けない日に1日ベッドやソファで過ごしても責められることはない。食事の支度や掃除洗濯もしんどい時はやらなくていいよと言ってくれる。

理解ある夫で良かったと思う。

けれど、やはりどこかで自分自身を責める気持ちが生まれる。

なぜ動けないのか? いつまでこれが続くのか? 

気持ちを切り替えて少しでも動くように、外に出かけるように、軽い運動をするように。食生活を見直して規則正しい生活を。

更年期障害の本やサイト、病院でもそう言われる。

そうしたいと思う。頑張ってウォーキングに出たり、毎食きちんと作って規則正しく生活する。楽しいことを考えて過ごそうと意識する。

でも数日頑張ると熱が出て寝込む。

大きな荷物を抱えているみたいに体は怠くて重い。そして、みんなができているかもしれない対策がとれない自分はダメだと落ち込んでしまう。

鬱だよなあ、と思う。

この症状って鬱ですよね。実際更年期障害で抗鬱剤が使用されることもあるらしい。

わたしの主治医からもすすめられた。でも、まだ決め兼ねている。

更年期、あと数ヶ月で終わるならよいけど長い人は10年近く付き合う事もあるとか。例えばあと2年も3年もこの状態が続いていくならやはりちゃんと方針を決めてしまわなくてはいけないと思っている。

はじめてのnoteです。今思うこと、記録しておきたいことをぼちぼち書いていけたらと思ってます。文章はうまくないし、面白い話もないけどライフログ的にやれたらと。

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