宅建 最後の追い込み

直前期に意識するコト

試験が迫ってくると勉強不足を補おうとする気持ちが「焦り」に繋がります。
網羅的な学習が足りてないという思いが全体を短時間で回そうと、とにかく過去問をぶん回してしまうようなコトをやりがちです。

しかし今やらなければならないのは、追い切れていない細かな規定や、勘違いしたまま定着しつつある知識を丁寧に修正していくコトなのです。

初学期には許された雑な学習をここへ来て同じように続けるコトは勉強ではありません。
大切なのは量より質です。

マグレ当たりを喜んでいて合格がおぼつかないのと同じで、あなたがその問題を間違えるのはマグレで間違えたのではありません。
必ず理由があるのです。

だから模試で奮わなかったなら、「本試験でなくて良かった」と開き直ってその問題を2度と間違えないように少し立ち止まって深掘りを試みるべきです。

すでに合格ラインに近づきつつある人は10点も上乗せするなんてできないし、する必要もありません。ひとつひとつ「知識の欠陥」を埋めるように+1点を確実に積み上げてください。
ここで言う「知識の欠陥」はゴールに近い人ほど見つけるのは根気の要る作業になります。それでも過去問であれ想定模試であれ、突き当たれば必ず「ここか！」と自覚できますので、モチベーションアップと自信に繋がります。

泥水をすするが如き、地味で辛気臭い作業ですがここを乗り越えた人にだけ栄冠は輝きます。

心から応援していますので頑張ってください。