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BizDev自らが現場へ住み込みー現場で得た知見とAIで、世界を見据えた社会課題解決を目指すー

今回は、BizDevをサポートしてくれている小宮山さんにEVERSTEELでのBizDevについてお話してもらいました!
EVERSTEELは現場への徹底したヒアリングをもとにプロダクトを作っています。なぜそのこだわりが必要なのか、やりがいや、社内メンバーのお話まで公開します。


プロフィール
小宮山正樹
BizDev /コーポレート
株式会社Bison Holdingsにて管理部管掌取締役として管理業務を遂行しながら、営業、プロジェクトへの参画等を通じた売上部分も担当。
EVERSTEELにはBison Holdingsを通じて2年前からBizDev業務の支援、直近では採用業務も支援。


■BizDevはどのような仕事をしていますか?

現状は、EVERSTEEL側から営業はしておらず、ありがたいことに問合せや代表の田島さんが登壇したセミナーがきっかけ、EVERSTEELを応援してくださる企業様からご紹介をいただいております。そのため、初回から企業様と具体的な打合せが出来る状態で始まります。商談はWebで実施する事もありますが、提案に向けて1度は確実に企業様の現場に訪問をし、実際の作業環境の見学や課題をヒアリングさせていただいています。カメラ機材の設置場所や設置に対する制約も確認しています。

その後、打合せや訪問を経て企業様毎の課題や実現したい事を元に実際の提案作業に移り、提案をしています。

プロジェクト実施が確定した後は、BizDevの担当者が2週間程度住み込みでお客様毎に異なる作業環境、作業、鉄スクラップの取り扱い規格について現場の方から学び、得た学びを各チームへのフィードバック等に活かしています。

プロジェクトが始まってからは開発、AI、アノテーション、コーポレートの関係者を巻き込みながらプロジェクトマネジメントを担当します。

■EVERSTEELならではのBizDevの特徴はありますか?

鉄スクラップに詳しくなります。笑
更にAIに関しても詳しくなることが出来る環境で、日本、世界を見据えた社会的課題解決に真剣に挑戦している人達と一緒に仕事が出来る点も特徴です。
鉄スクラップへの興味や理解、面白いと思える気持ちが無いと技術だけでは解決することが出来ない領域での挑戦になります。

■今まではBizは田島さんが中心に進めてきました。田島さんは新しい取引先の工場には泊まり込みをさせてもらうそうですが、なぜ泊まり込みが必要だと思いますか?どのような知見が、プロダクト開発に活かされていますか?

冒頭でも触れていますが、お客様毎に作業環境や鉄スクラップの取り扱い規格等が異なります。そのため、現場でしか得られない課題であったり、課題解決に向けても実際に現場の方と業務をする中で得られた知見を各チームに共有する面からも必要です。

自分自身も参加出来る時には現場に訪問させていただき、現地を見ているのですが、類似する鉄スクラップを扱っているものの、現場の作業環境は全く異なっています。屋外、屋内でもカメラの設置に対する制約が全く異なる条件になります。

AI等の技術の知見も大事ですが、現場の方とワンチームでプロジェクトを進める事の方が大事なため、現場で一緒に働きながら、お互いを知る事が非常に重要と考えています。

工場に泊まり込んでいた代表の田島

■取引先はどのような方々ですか?

お客様毎に異なりますが、社長、取締役、現場トップ、企画関連、調達関連、現場作業員の方と複数の役職の方と関わりながらプロジェクトを進めています。

■エンジニアとはどのようなコミュニケーションを取っていますか?

筋トレです。笑 自分は、週1回オフィスに出社するのですが、その日に行ける人で筋トレに行っています。その後にランチをしながら業務以外の事でもコミュニケーションを取っています。

それ以外では、毎週の各種定例やSlack、会社企画の飲み会でリアルにコミュニケーションを取ったりもしています。

東大オフィスで働く小宮山さん

■EVERSTEELはどのようなメンバーが多いですか?

明るくて人柄が良い人が多いです。これは創業者の田島さんと佐伯さんの人柄の元に人が集まってきているからだと考えています。

朝会は元気が無い人が多いので、筋トレを習慣化しました。笑 それが直ぐに実行に繋がる雰囲気の良さが有ります。

好奇心旺盛でチャレンジを楽しめる人も多いと思います。面談等で会社概要を説明すると最初に鉄スクラップについての話になるのですが、それを面白いと思えた人、課題解決が難しそうな点を面白いと感じた人が今居るメンバーです。中には、砂漠を数日間で走破する大会に出たりする人も居ます。
田島さんは砂漠を走破する大会の最年少記録を持っていたりと、好奇心旺盛な人が多いです。

■田島さんが「我々はAIの会社ではありません。リサイクルの会社です」と言っていますが、社会課題である鉄鋼業界のCO2排出量削減に向けて取り組んでいる実感はありますか?

初めて共同創業者の佐伯さんと話した際に「Car to Car」の話があり、当時は良く分からなかったのですが、今は日々の生活の中で、関係の無い人が居ない話と捉えられるようには理解が進んでいます。

定量的にはまだ実感が持てていませんが、報告会でのお客様の反応、報告内容に対する追加の要望を聞く限り、現場導入への期待の高さからも取組としては間違っていないと感じています。

鉄鋼業界がCO2を最も多く輩出する業界と知り、他人事では無いと考えるようになり、普段の生活でも使わないものは買わない、と考えたりとリサイクルに向き合う姿勢は変わってきています。

国としてもグリーン社会の実現に関する方針や提言がされ始めていますので、よりリサイクル会社としての現場導入への取組が重要です。

■これからEVERSTEELのBizDevに必要なことは何でしょうか?

鉄鋼業界や関連する業界を巻き込み、推進する力です。各社毎に鉄スクラップの取り扱い規格が異なっていたり、買取価格の不明確な慣習がまだまだあると考えており、規格の統一や流通価格の透明性に繋がる活動も必要になって来ます。

目先では、企業様からのお声掛けが増えており、対応するべき人員の増加や体制の構築になります。
その中で、自ら関わる鉄鋼業界や鉄スクラップへのドメイン知識もより必要です。

■EVERSTEELではBizDevの採用活動中ですが、興味を持ってくださる方々にメッセージをお願いします!

日本だけの課題ではなく、世界、もっと言うと1人1人の課題でもある難易度の高い課題解決に取組める環境です。AIの領域で日本は世界に遅れを取っておりますが、鉄スクラップ×AIのリサイクル領域では世界でも先頭を走れる可能性が多分にあります。そこに向けて、現状はまだまだ人が足りていません。

難易度の高い課題解決になりますが、好奇心を持ってチャレンジ出来る方の応募をお待ちしています!

筋トレも一緒にしましょう!


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