人生の選択
冷たい風が吹きつける
もう私には何も無い
何も無い以上に何も無く
このまま何処か誰もいない場所に行ってひっそり暮らしたいと思うほど逃げ出したい
どこで道を誤ったのか
確か昔もそう思ったことがあった気がする
そう、もうずっと前に道を間違えてその時から今までずっと間違え続けてるのだ
もう戻ることは出来ないだろう
これから死ぬまで 間違え続けて
その死さえも間違えたままこの命は消えてなくなってしまうだろう
なんて救いのないこの世なんだろう
たまに差し込む日差しの眩しささえ鬱陶しく感じる
このまま暗い海の底に沈んでしまいたい
そんな願いも叶えることもできず
私はきっと風に流され寒さに震え
それでも前に進むという地獄を選ぶのだろう
もう間違った選択しかできないのだから
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