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いよいよ明日2月1日。子どもにどう声をかける?アドラー心理学の岩井俊憲先生にアドバイスいただきました
花粉も舞い始めた東京。
いよいよ明日は東京都の中学受験解禁日です。
私は子どもが3人いて、長子である娘が初チャレンジします。
このコロナ禍で塾も学校もオンライン受講になりました。
10日近く娘は散歩以外、外に出ず、体調とメンタルを整えて明日からの試験に臨みます。1日午前の第一志望校が受かれば終了、受からなければ5日まで連続の長丁場になります。とはいっても共学校志望なので、1日以外は午後がメインになり、体力は何とかかな。本人もスケジュールのイメージは沸いているようです。
そんな中、今日の午前中、クラブハウスのルームでアドラー心理学の岩井俊憲先生のお話を伺い、質問することができました。
実は娘は1~2ヵ月前の11月、12月には模試の成績が一気に悪化。
1週間ほど前には挑戦校の試験結果を受けて当然及ばずその結果に私が少し落ち込み。(娘はただのチャレンジ校だから。本番は2月だからとそんなに気にしていませんでした)
自分自身が「娘、大丈夫?」と動揺し、偏差値や娘の勉強姿勢が気になり、悩む日々がありました。
1週間前に、リサーチの結果、娘と確実に合格を取る確率が高まる作戦に変えてからは「私や父親は提案したけれど、最終的には志望校群は娘が決めたから」と安心できました。
もう心配してもしょうがない。それでも心が不安でざわざわしていました。親として、この気持ちを手放すべきなのか、一緒に悩み臨むべきなのか?初めてのことで分からなかったのです。
そんなときクラブハウスのタロットカードリーディングの部屋に行って相談したら「受験は娘さんのことだから」「自分が子どものとき受験生だったら親がどうしていたらうれしかった?」と聞いていただき答えが出たのです。
・ほおっておいてもらったのがよかったな
・親が何したところで自分の学力やモチベーションに関係なかったな(^^;)
・志望校を決めたあとに黙って見守ってくれているのがよかったな
・家事しろとか、小言を言われないのがよかったな
そんな風に思い出したのです。そのとき、アドラー心理学の『課題の分離』も思い出されました。私が受験生の娘に対してイライラしてしまうことがあったのは「私はこんなに心配していて、出かけるのなどを我慢しているのにぼーっとして!」みたいなねじれた焦りを持っていたのです。
違う、受験は娘のコト。娘が乗り越える課題。
私は私の課題を解消して楽しくしてればいいんだ。その方が結果的に娘にとってもほおっておかれて、過度な期待を背負わず自分と向き合えて、いいんだ。と気づけたのです。
それからは、これまで通りスケジュールは、日中は自分をまず優先して自分がやりたいことはやって、という風にしようと思いました。そうすると自分自身が何も我慢をしないので、心にゆとりが出ました。
今日のクラブハウスのアドラー心理学のルームでは、
1.『褒め』と『勇気づけ』の違いが話題がありました。『褒め』て伸ばしたり構築したりする人間関係では相手の承認欲求を満たすことになってしまい、承認されるために頑張る、褒められるからやってあげる、ということになってしまいます。アドラー心理学ではあるがままの他人を認める、他者を評価しない、コントロールを手放すことが大事だと思うので「どんな学校に行ってもあなたはあなた」というスタンスでいないと。どの学校に行くから偉いもそうでないもないと。学校に行くのは娘だし、学力や適性に向いた学校から自然にご縁に導かれ、選ばれるわけですからね。
2.「頑張って」という言葉は「頑固に張れ」という言葉だから緊張を助長させてしまい良くない、という話題もありました。
そのうえで、私が今日、岩井先生に質問させていただいたのは、
明日入試に向かう娘になんと声を掛けたらいいか?ということでした。
「私は『楽しんで』という言葉が浮かびます。『あなたならできる』は無責任な感じがするし『頑張って』は、充分これまで娘は頑張ってきているし、人に言われて頑張るって違うと思うので…。ベターな言葉はありますか?」と伺うと、
「『リラックスして』もいいかもしれませんね、副交感神経が優位になって、良いパフォーマンスが出せると思います、『楽しんで』もいいですし。これだと勇気づけの言葉になりますね」
と言ってくださりました。
それを聞いただけで、私もリラックスして笑顔が出ました。
「『頑張って!』『合格するんだよ!』という言葉を発するとき、親は自然と怖い顔になっちゃうでしょう?『リラックスして』ならお母さんも笑顔になっているはずだから(*^^*)」
と。それいいなぁと思って、今日、明日そのように声をかけていきます!
アドラー心理学では人のほとんどの悩みは人間関係であると言われています。アドラー流に心や人間関係を整理すると、悩みが減ります。
興味を持たれた方は、先生のアドラー心理学の本をぜひ読んでみてくださいね。私もKindleでどれかさっそく読んでみようと思います。
詳しくはこちらの内容で深堀できるそうです!
勇気づけの心理学 増補・改訂版
では、お昼ごはん作ります。何にしようかな。
消化が良く、元気が出るものにします♪