人間心理学『センターピース』2023を終えて
こんにちは、こころととのう心理カウンセラーとくちゃんです。
かなり日が経ってしまいましたが、先日（2/9）に『人間心理学センターピース2023（大阪会場）』が終了しました。
2023年度、『専属トレーナー』という立場で関わらせていただきました。
人間心理学センターピースとは
成功小説作家である犬飼ターボさんが考案された人間心理学の講座です。
センターピースは、幸せに成功できる「階段ルート」という概念を学ぶことができます。
大阪、東京、八ヶ岳（山梨）の３会場で開催されています。
Zoomコースもあります。
テキストもあり、もちろん座学もあるのですが、一番の特徴は、ワークが豊富だということではないでしょうか。
ワーク自体は複雑なものではなく、シンプルなワークを繰り返し行います。
講師の犬飼ターボさんは、「説明の時は寝ててもいいから、ワークの時は起きてね」なんて言われます。
こんなセミナー講師ってなかなかいませんよね…笑
犬飼ターボさんの公式サイト⇩
https://inukai.tv/index.htm
専属トレーナーとは
犬飼ターボさんのセンターピースには、受講生の他に、お手伝いトレーナー（以下「トレーナー」）と呼ばれる方がいます。
だいたい受講生3人につきトレーナー1人くらいの割合です。
受講生が30人いたらトレーナーは10人って感じですね。
こう考えると結構な人数いますね。（めちゃくちゃ手厚い！）
トレーナーは、セミナー中の受講生のサポートがメインのお仕事ですが、実はそれ以外にも快適な受講環境を作るために、影でたくさん働いてくれています。
専属トレーナーとは、講師である犬飼ターボさんや事務局と連絡を取りながら、このトレーナーさん達をまとめる役割の立ち位置ですね。
専属トレーナーは、各会場１人ずつ、年度に３人だけしか経験することができません。
そして、専属トレーナーを経験した後は、認定講師となり、センターピースを開催することができるようになります。
*センターピースについてはまたの機会に記事にします。
私が専属トレーナーに立候補した理由
前職場での理不尽なルール、職場体質、人間関係、そしてパワハラ…
そういったことが重なり、私はうつ病を患い、入院していた経験があります。
入院当初は、「早く良くなって、早く職場に戻らなければ…」と焦りばかりが先行していました。
でも、そんな状態では症状は快方に向かうことはなく…
でもある時、家内からもらった一言で一気に好転します。
その一言とは、「今の仕事辞めたら？」
今でもハッとしたことを覚えています。
それまで、今の仕事を辞めるという発想なんて１ミリも出てきませんでした。
人間は追いつめられると、発想に柔軟性が無くなりますね。
後になって本当にそう思いました。
「辞める」という選択肢が出てきた途端、急に周りが見え始めました。
そして、一緒に入院している人たちが、とても素敵な人たちということが分かったんです。
・自分を犠牲にしてまで頑張ってきた人たち
・人を喜ばせるために無理をしてきた人たち
・自分よりも他人を大切にしてきた人たち
とても愛のある人たちだということに気づきました。
そして、その入院病棟には、10代の若い子たちもいました。
私は、なんでこんな素敵な人たちや若い子たちがこんなところにいるんだ、と胸を痛くしたことを今でも覚えています。
こういうことで苦しんでいる人たち、私と同じようなことで苦しんでいる人たちが、もっと楽に生きられる世界は作れないのか？
そのことに気づいてから、私の症状は快方に向かいました。
自身のうつ病が改善し、前職を辞めた後、まずは自分のためにセンターピースを受講し始めました。
そして、続けて３年受講した後、次は少しでも楽に生きられる人を増やしたいという想いが膨れ上がり、専属トレーナーに立候補しました。
これが私が専属トレーナーに立候補した経緯です。
表側の私
こう書くとなんか意味深ですが、「受講生のみんなに見えている私」みたいな感じです。
１年間を通してよく言われたこと。
「安心感がにじみ出ている」
「セミナー自体がゆったりとした心地良い空間だった」
「きめ細かいサポートをありがとう」
このような言葉を聞くと、みんなにちゃんと安心感を与えることができたんだなと嬉しくなりました。
セミナー中は、やはり全体を見ようとしているので、かなりキョロキョロしていたはず。
ちょっとした挙動不審な人です…笑
私の気持ちがちゃんとみんなに届いていたのかと思うと、ちょっとウルっときますね♬
裏側の私
またまたこう書くとさらに意味深ですが、「受講生のみんなに見えていないであろう私」です。
専属トレーナーやトレーナーは、セミナー会場で見えている役割以外にも様々な仕事を影で行っています。
そんな中、やっぱりいろいろと苦手なことや気分が乗らないって思うこともあるわけです。
でも、そんな時に、アイデアをくれる仲間がいたり、話を聞いてくれる仲間がいたり、「あぁ、一人じゃないんだなぁ…」としみじみと感じることもありました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
そんな私が当初、自分の課題だと思っていたこと。
それは、トレーナーにちゃんと仕事を“任せる”ことでした。
前職では、他人に仕事をお願いすることが、
・自分ができないからお願いする→劣等感
・他人に任せること→負けた気がする
・そもそも仲間なんて要らない
そんなことを思っていたので、とても苦しかったです。
このことは、センターピースを学び始めてから気づきました…笑
トレーナーのみんなは、すごく信頼できる仲間ばかりだし、結果として、しっかりとお任せできたと思っています。
トレーナーとして動いてくれた方々の行動を見て、感動でウルっときたこともありました。
この部分の成長が、私としてはとても大きかったなぁ、と感じています。
専属トレーナーを終えて
受講生として３年、専属トレーナーとして１年。
計４年間、ほぼ毎月通い続けた大阪。
来月からはそれがなくなります。
来期の受講は今のところ考えていません。
寂しい気持ちになったりするのかなぁ、と思っていたのですが、そういう気持ちは全くなく、すごくやり切ったという満足感を感じています。
セミナーの最後にスピーチをさせていただく機会があったのですが、涙もなく…笑、伝えたかった感謝の気持ちを伝えさせていただきました。
涙を期待してた方いたら、ごめんなさい…笑
専属トレーナーをさせていただいたこの１年。
たくさんの人と出逢い、話し、寄り添い、寄り添われ、支え、支えられ、本当に多くの喜びの記憶ができました。
これは人生の宝物になりました。
また、センターピース以外でもたくさんの方との出逢いもありました。
そういった意味でも、ものすごく世界が広がりました。
そして、たくさんの経験をさせてもらって、人として大きく成長できたと思います。
今後は、認定講師として、このセンターピースを一人でも多くの方々に伝えていけたらと思います。
自分らしく、心地良くゴールを目指せる道はあります。
特に日本人は、自らの思い込みで、その道を閉ざしてしまっている可能性が高いのです。
それに、気づいてほしい…
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