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映画『マトリックス』新作に込められたメッセージとは?noteに寄せられた考察から作品の魅力を紐解く

2021年12月17日から全国の劇場で公開された映画『マトリックス レザレクションズ』。noteではお題企画「#マトリックス with ワーナー・ブラザース映画」を開催中です。このお題に寄せられたみなさんの感想・考察noteから『マトリックス』シリーズの魅力を紐解くイベントを開催!

ゲストは、『マトリックス レザレクションズ』公式サイトにコメントを寄稿されているライターの嘉島唯さん、ワーナー・ブラザース宣伝担当の高藤彩加さん。さまざまな角度からマトリックスの魅力を深掘りしました。

▼イベントの様子はこちらから!※動画では作品のネタバレを含みます。

あなたにとって、マトリックスとはどんな作品ですか?

「マトリックスとネット社会」「作品に込められたジェンダー観」「”愛”のテーマ」など、さまざまな角度から考察がされている『マトリックス レザレクションズ』。配信の冒頭、視聴者のみなさんにとってマトリックスがどんな作品かをツイートやコメントで教えてもらいました。

これまでのマトリックスシリーズ3作の設定やあらすじを分かりやすく解説したnoteとして、ばしゃうま亭 残務さんのnoteをご紹介しました。新作を観る前のおさらいとしてもおすすめです。

『マトリックス レザレクションズ』の設定の裏話

出演俳優陣のキャリアを考慮した映画内での設定など、キャストへのインタビューなどを行ったゲストのお二人ならではのお話がたくさん飛び出しました。

マトリックスとは「現代の鏡」だ

シリーズ1作目で登場したキャラクター「サイファー」を通して、マトリックスと現代のネット社会の関連についてつづった別所隆弘さんのnoteや、

新作で描かれた「二項対立からの解放」について考察したnoteをご紹介しながら、現代社会との関連性について話しました。

嘉島さん:「男か女か」「敵か味方か」という話だけにとどまらない描写が今回至るところに見られましたよね。二項対立のその先にある答えを、今回の作品を通して監督は示したのかなと思いました。

マトリックスとは「モチーフの宝庫」だ

スピナッチ好き子さんは、赤いピルと青いピルに代表される”色”の扱われ方についてつづっています。

高藤さん:私たち宣伝担当もみなさんの考察を読んで「そういうことだったのか!」と驚かされることも多いです。新作では撮影スタイルを大胆に変えたり自然光を取り入れたりと、監督の約20年間の変化が色にも現れているのかもしれませんね。

マトリックスとは「私小説」だ

新作を取り巻く”愛というテーマ”について、絶食三平さんがつづったnoteがこちら。

嘉島さん:ラナ監督もキアヌリーブスも、創作を通して自身の悲しみを癒していった側面があることをインタビューなどで語っていますよね。

高藤さん:映画公開前のインタビューで、キャストたちが口を揃えて「こんなに大きな愛を見たことがない」と言っていて、私も新作を観たときに初めてその意味がよく分かりました。

続いて、作品内のジェンダー観や政治的背景についてつづった、うまみゃんタイムズさんのnoteをご紹介しました。

嘉島さん:私もこの前二回目を観に行ったのですが、世相や作品の背景について知れば知るほど、気づきが増えるスルメのような作品ですよね。

映画の感想を書くときに大事なこと

嘉島さん:映画を観るときはメモ帳を持って、特に冒頭をメモします。映画には、それを生み出すクリエイターのバックボーンや社会背景が影響していると考えているので、作品と関連していそうな社会的な問題を見つけることを意識していますね。英語で書かれた記事を読むのもオススメです!

高藤さん:noteなどで長文を書かれる場合は、最後まで読んでもらうためにも最初の3行がすごく大事だと思います。入りがおもしろいと読んでしまいますね。

イベントを視聴いただいたみなさん、たくさんのコメントや感想ツイートをありがとうございました!

▼イベントの様子はこちらから!

『マトリックス レザレクションズ』を観たら、感想をぜひnoteに!

2022年1月23日まで、ワーナー・ブラザース映画にお題企画を後援いただいています。ぜひ作品を観て感じたことなどを投稿してみてくださいね。入賞作品にはすてきなプレゼントも!

noteでは、今後もさまざまなジャンルのイベントを開催していきます。最新情報についてはこちらをご覧ください。
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