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言葉を紡ぐ人のために 文学フリマかんたん出版マニュアル

 この記事は、実践的かつ簡易な出版方法について、その拙い手法をお伝えしようとするものです。性質上、「文学フリマ」への出展が前提となっております。予めご了承ください。 

 (知らない人向けに)文学フリマとは、全国各地で開催されている、文学同人誌即売会です。

前提条件

・少部数(〜30部)
・面倒な作業は抜きにしたい
・文学フリマ出展歴:5回

やるべきこと(大まかに)

①文学フリマへの申し込み
②入稿印刷
③必要な物品の購入と作成

やるべきことの解説

①文学フリマへの申し込み→公式サイトから申し込みます。少部数出版の場合、1ブース1席/1ブース2席のどちらかを選ぶのが安全牌であろうかと思われますが、おすすめは、1ブース2席です。人気サークルでもなければ販売中は暇なので、おしゃべりをしてくれる友人がいるとありがたいからです。出展申し込みにかかる費用はだいたい7000円。最近は抽選になるので、早めに行動しましょう。

②入稿印刷→難しいことはよくわかりませんし、詳しい印刷所のこともわかりません。なので、オタクの友人からお勧めされた「製本直送」さまのPDF入稿を使っています。怠惰にも優しい特急印刷があります。ここは各自におまかせします。お好きな印刷所を使ってください。初めての出展なら、自家製のコピー本でもいいと思います。なにしろ、費用がとても安くなるので。ちなみに私は、ほぼ原価で売っています。利益はなく、そこには赤字があるのみですが、伝えたいことがあるので仕方ありません。ちなみに2ですが、Wordで本を作っています。Adobeの高価なソフトウェアに興味があるものの、ビンボーゆえに使えないのです。

③必要な物品の購入と作成(独断と偏見で)

!必要なものリスト!

・ポスター立て→ポスターがあると、サークルの見栄えがよくなります。がんばってポスターを作りましょう。ポスターはA2サイズがおすすめです。
・お品書き→わたしは現地で適当に作成していますが、こだわる人は事前に作っておきましょう。
・養生テープ→あると便利です。
・イーゼル→本を立てます。100均で売られているもので充分です。
・大きな布→文学フリマ当日、ブースの机に敷く布です。わたしは使っていませんが、あると見栄えがさらによくなるらしい。
・お釣り→(少部数出版なら)意外に不要です。わたしは500円玉5枚、100円玉10枚を目安に錬成しています。これでもお釣りはほとんど使いません。たいていのお客様が、お釣りなしで買ってくださります。ありがたいことです。

終わりに

 本を出しましょう。話はそれからです。

(この記事は、気が向いた時に、随時加筆訂正されるかもしれません。)

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