ユーロリーグバスケットボール観戦記 2023-2024 | Baskonia Vitoria-Gasteiz vs Fenerbahce Beko Istanbul | Round 12
Round 11の観戦記になります
前回の観戦記も併せてお楽しみください
日本代表が中国代表に88年ぶりに勝利とのことで、確実に日本のバスケットボールのレベルは上がっていますね!
パリではまたヨーロッパ勢に勝つ姿が見れるのか注目です。
それではチーム紹介です
チーム紹介
Baskonia Vitoria-Gasteiz
「バスコニア ビトリア-ガステイス」はスペイン・バスク州アラバ県ビトリア=ガステイスに本拠地を置くチームです。サスキ・バスコニアの名称でも知られており、スペインのリーグLiga ACBにも所属しています。
スペインを本拠地にはしていますが、スペイン国籍の選手はそこまで多く在籍しておらず、非常に多国籍なメンバーで編成されたチームです。
個人的な注目選手はリトアニア代表としても活躍するTadas Sedekerskis(タダス・セデケルスキス)です。運動量のある大型フォワードです。
ワールドカップ出場選手
ギリシャ
- Nikos Rogkavopoulos
リトアニア
- Tadas Sedekerskis
セルビア
- Vanja Marinkovic
Fenerbahce Beko Istanbul
フェネルバフチェ・ベコ・イスタンブールのチーム紹介はこちらをご覧ください
チームとしての遂行力が非常に高いチームの印象です。
ギリシャのPG Nick Calathes(ニック・カレイシス)のゲームメイクに今夜も注目です。
Qごとの試合雑記
スターティング5
1Q
7:27
早いタイミングで裏をとった#0 ジョナサンモトレーに対してバックコートから#33 ニックカレイシスがバックコートからパスを出してイージーに得点
一瞬の隙を見逃しません
4:57
セットプレーからタイミングをうまくずらしたPnRで
#33 ニックカレイシスのゲームメイクが光ります
解説も思わずBeautifulと言っています
3:41
バスコニアの厳しいDFに対してもDFの動きをよく見て、最後まで冷静にボールを回して粘って最終的には#33 ニックカレイシスが3Pを決め切る
フェネルバチェのオフェンスが光ります
2:25
バスコニアは状況を打開したく1on1に強い#1 ニコマニオンを投入し、セットプレーで仕掛けようとするがフェネルバチェのDFをに対して攻めきれない
フェネルバチェの激しいDFを攻めきれないバスコニア
10-18でフェネルバチェリードで1Q終了
2Q
5:47
バスコニアがDFに苦しみながらも粘り強くアタックし続けて3Pを決め切ります
9点差と点差が少し詰まってきたところでフェネルバチェのタイムアウト
しかしバスコニアのオフェンスは単発に見えます
22-31の9点差でフェネルバチェのリード
3:15
スペインピックのエントリーのセットプレーからスイッチを生み出して#5 セルタックサンリのところでミスマッチを作ってファールドロー
このセットプレーの遂行力がフェネルバチェの強みです
2:32
バスコニアがタフなショットを決め続け、フェネルバチェのターンオーバーからの速攻を決めてついに1点差に
34-35
ハッスルしています
1:45
バスコニアの複雑に選手が関わりあうセットプレーが綺麗に決まってついに逆転
36-35
0:04
バスコニア最後のオフェンスで#10 コディ・ミラー・マッキンタイアのリバウンドダンク
ものすごい身体能力です
最後の得点はカウントになり、38-37の1 点差でバスコニアリードで前半終了です
3Q
6:44
#10 コディ・ミラー・マッキンタイアの高いシュート力を活かしたセットで3P
DFのプレッシャーもあるにも関わらず決め切ります
46-43の3点差でバスコニアリード
6:10
試合展開としてもこれ以上離されたくないフェネルバチェ
PnRでヘルプが出てきたところにスキップパス
#11 ナイジェルヘイズが3Pのバスケットカウントを決めます
フリースローも決めて46-47と逆転
4:44
バスコニアがスティールから#95 チマモネークが一瞬の隙を見逃さないナイスフィード
50-47と3点差でバスコニアリード
0:05
フェネルバチェ最後のオフェンスはコーナーステイしていた#11 ナイジェルヘイズがボールを受けに行き3Pを決め切る
これは元々決まっていたというよりは相手の様子を見て判断したように見えます
57-55と2点差でバスコニアリードで3Q終了
4Q
6:10
セットプレーからノーマークを作り出してシュートは打てますが、決めきれないフェネルバチェ
なんとかリバウンドをとって押し込む
ノーマークのシュート成功率が下がってきている印象です
65-62で未だバスコニアリード
4:56
攻めあぐねながらも粘り強くルーズボールを拾いセルビア代表# 9 ヴァニャ・マリンコヴィッチが3Pを決めきる
70-46の6点差に
バスコニアのシュートがOn Fireです
1:25
2点を追うフェネルバチェ
ミスマッチを警戒して狭くなったDFにキックアウトで対処
その3Pを#23 マルコグドゥリッチが決め切る
74-75と試合終盤に久々のフェネルバチェリード
0:14
2点差を追いかけるバスコニアが
SLOBが少し攻めあぐねており万事休すかと思ったところ、#0 マーカス・ハワードが3Pのファールドロー
しかもそのシュートがカウントとなりました
これが決勝点となり試合終了
劇的な幕切れでした
勝負を分けたポイント
正直な感想として、バスコニアのオフェンスが機能している印象はありませんでした。もしくはフェネルバチェのDFが良かったのか。
それでも個人技でこじ開けていくバスコニアとチームの戦術遂行のフェネルバチェがぶつかり合った試合となり、バスコニアが最後は勝ったという印象です。
フェネルバチェは1Q以降オフェンスが少し停滞してしまいました。フリーのシュートを決め切っていればまた勝負は変わっていたかなと思います。
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