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籾殻堆肥。また、初冠雪。夢みる小学校も。

25日、今年は土曜日でしたね。
みなさんクリスマスはいかがお過ごしでしたでしょうか。

私は農作業&農業講演会で農業づくしでした。
25日は朝からあだたら食農schoolfarmで籾殻堆肥作りの説明と実際に作ってみようの体験をしてきました。

堆肥作りははじめてです。
270ℓ入るコンテナ袋が4つ分になる量を2回に分けて作りました。

籾殻堆肥の材料(体積比) 
※あだたら農場長金子先生が橋本力男さんの堆肥作りを改変したもののようです。
籾殻(6)
米ぬか(3)
稲わら【今回は大豆】(1)
土(2)

堆肥を使う畑から土を取り、土に籾殻と米ぬか、稲わらを順番に積み上げて何度か切り返して(混ぜる)最後に水分を混ぜてまた切り返して踏む。というとてもシンプルな作り方でした。

とはいえ作業はなかなか体力を使うものですね。
二人一組になり土、籾殻、米ぬかを混ぜ合わせました。
農作業は1人よりも2人、2人よりも30人。ですね。(100人乗ってもダイジョウブー)

堆肥作りは発酵だそうです。
発酵にはとても興味ありますね〜

混ぜてから48時間以内に60度を超えれば成功!
60度未満であれば堆肥作りは失敗。
2日で天国か地獄かがはっきりするようです。

なんやかんやで、午前中は堆肥作り(と忘れてはならない大豆の脱穀@叩いて脱穀原始的)で終わりました。
あ、最後には野菜の収穫もありました!

そして午後は金子信博先生のあだたら食農の取り組みの発表と東北農政局地方参事官の山本さんによるみどりの食料システム戦略についての学習会がありました。

学習会は初めての参加でしたが、金子先生のお話や質問への回答に目から鱗の連続でした。
自分自身の将来が(感覚的ですが)見えました。
今回O氏が学校給食の有機化についての説明を学習会にて発表していましたが、こちらのお話を聞いてピンときました。
有機農業や自然農、オーガニック、環境について、本格的に学ぶことにしました。

※オーガニック給食については後日改めて詳しくお伝えします。

なにをどうしたいか、日本の未来がどうなって欲しいのかをちゃんと考えて、ちゃんと伝えることがしたいと思いました。

26日は、郡山市初冠雪です。
積もりはしませんでしたが表面にさらっと雪が舞いました。
畑は様子見のみです。
豌豆や小麦が心配ですが、なるようになるしかないですね。見守りましょう。

午後からは映画「夢みる小学校」の予告編などを観ました。

学校教育の未来がこの映画にはつまっています。
子どもの頃から少数派として生きてきた私にとってこの映画で紹介されている学校教育は共感せずにはいられませんでした。
小5〜中3までの義務教育を放棄(不登校)した経験を持つ私には、今の社会へ適応するためだけにあるような学校教育では幸せは掴みにくいなと改めて感じました。

人は個性があり1人では生きていけません。
人それぞれ得意不得意があります。
誰かができないことは誰かができます。
私はできなくてもあなたはできます。
あなたはできなくても私はできます。
だからできないことがあってもその人を責める必要はないし、できないことがあって当たり前なんです。

SDGsはだれひとりとりのこさないという理念がありますが、現代社会でそれは可能ですか?
好きなものが人と違うから、考え方が違うからと言って排除していくのが資本社会、現代社会の構造ですよね。
少数は多数の犠牲になっていいのでしょうか。

今週末も本当に充実しました。
30過ぎてまだ大した経験もしていませんが、ようやく未来の事を考えられるようになってきました。
1人でも理解者がいてくれるだけでそれだけで力が湧いて来ます。

人が変わるってかなり難しいと思います。
それでも前に進むことはできるんですよね。

私にとって2021年はきっかけの年でした。
o氏に誘われてあだたらに行かなければ私は何も進んでいなかったと思います。
畑を持ち、新しい出会いもあり、本当に感謝しかないです。
生きてて良かったんです。本当に。

来年は自分のできることをして、身近な大切な人たちのためにできることをします。
なんでもできるもんです。
少しでもいい世の中になって欲しいと願って、より具体的に行動を起こします。

もっと本当は書きたいんですけど、キリがないし眠いのでまた次回にします。

今週もおつかれさまでした。
年の瀬です。次回更新は年明けの予定です。
よいお年をお迎えください。


豌豆〜寒くないか〜

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