約1900年もの間
こんにちは
就労支援B型の施設、通称DACで利用者として働く逸と言います
今回は男女の役割、的な話をよく聞くような時に、私が大体いつもSNSで呟く事柄について書こうと思います
なお、最初に断りますがこれは自論です
ですが、かなり的を射ているのではないかと思っています
だから書きます
自分の体の性の扱われ方に苦しむ人達の心に、少しでもいいので届くといいなと願います
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西暦で言えば約1900年の間、女は家事育児を役割とされていました
これは古くから、他部族や他国との争いが絶えず、基本的に女よりも筋力のある男が戦場に行っていたからだと考えます
自分たちの命を守るため、そして一族や国民の血を絶やさないために
だからこそ男性優位の社会が出来上がったと考えます
命を守る事、命を守られることは何においても1番に讃えられる事だと思うからです
最初こそ、女にもそれなりの言動が許される立場をもらえたこともあったでしょう
祭事を行う巫女、武力のある女(たまに歴史に登場する武将の娘など)がそうです
けれど基本的には多くの女は前述の通り、家事育児が役目であり、歴史を重ねるごとに…つまり年代が進むごとに男の権力欲や支配欲もあって、「女は男に守られる立場なのだから男に従順であれ」という風潮が生まれたと考えます
一方、女の側も争いの絶えない時代、守られる立場でしかないため、男に従わなければ生きていけなくなります
口答えすれば、今で言えばDVもあったでしょう
男ですら理不尽な暴力に負けて相手に従うことがあるのですから、筋力で負ける女が危険な目、最悪の場合命の危機に遭うのを顧みずに、男に逆らうことはなかなかないはずです(これは現代のDV被害者にも言えます)
多くの人にとっては命や体が1番大事なものですから
ですから女は男社会ではまず、男に認められないと生きていけない流れが自然にできます
子供を産む役目、一族の血を絶やさない役目もあるので最終的には結婚が必要です
そのために女は必然的に、男にうけるように、男に選ばれるように、服や化粧などのお洒落をしたり、男から身を守る意味でも言葉の使い方などが発達したのではないでしょうか
それが約1900年続きました
二度の世界大戦も終わった頃です
約100年前、アメリカでようやく女の社会進出をかけた参政権を求める運動が始まります
日本では約30年前にやっと、男女の賃金に差が出ないための法律「男女雇用機会均等法」ができました
それから現代にかけて地道ですが、女は社会で自己を主張できる立場、自分を自分で守れる立場でいれるよう、意識的にしろ無意識にしろ行動を始めます
男と同じ扱いをしてもらうために
人間として扱ってもらうために
ただ、先に言ったように古くからの男女の役割はかなり長い間あったので、それぞれのDNAには刻まれているのではないかと、これは本当に自論すぎる自論なのですが考えてしまいます
SNSを見ていると女の多くは自然にオシャレをし、時にオシャレをしない人を攻撃なり侮辱なりしています
また、男は男で例えば、弱々しい男を虐めたり、女が男ウケしない服装をしていたりするとわざわざ言葉にして「その格好で男が喜ぶかよ」などと侮辱したりしています
隣国では去年の五輪の際に出場した女性選手がショートカットだったことを、「女らしくない」と結構な人数がSNSで罵倒したというニュースも見ました
まだまだ世界的にも、1900年分の呪縛は解けないようです
さて、この話は結局、一体何に対して言いたいことなのかと言えば、ようは「それぞれが自分の好きなようにしていいし、個性も命も体も尊重されるべき」ということです
ワンオペ家事育児を女に強要してはいけない、女も男に対して「男らしくない」「男なら強くあって」などと強要してはいけない
お互いがお互いの体の性に関して、こういう役割だろ、と、押しつけあうのは今からの時代、お互いにとってきっと損しか生まないでしょうし、悪い方向に行き過ぎると逆上の上での殺人などにも発展するのではないでしょうか
うまく纏められませんでしたがお読み下さりありがとうございました
今、自分のジェンダーに対して鬱憤が溜まっている人たちに、何かしら前を向くための材料になればと思います
みんなが今より平和的に思考し生きれますように