【10月】ユーフォリアR&Dセンター主催・社内勉強会活動報告
ユーフォリアR&Dセンターでは、ユーフォリアのビジョンである「すべての人の可能性が生きる未来へ」を実現するため、スポーツ科学領域におけるさまざまな研究課題の解明や新技術・サービスの開発、そして社会実装に取り組んでいます。
数多くのアスリート、スポーツ関係者と接する機会が多いユーフォリアメンバーには常に最新の正しい知見を取り入れておくことが求められるため、R&Dセンターが主催となり、毎週金曜日の朝9時から「ユーフォリア社内向けの勉強会」を開催しています。
データサイエンス、スポーツセーフティ、神経科学、そしてスポーツ栄養学など、様々な専門家が在籍するR&Dセンターでは、その知見を活かし、部署を超えた社員全体のリテラシー向上や、自身の専門性の研鑽に取り組んでいます。
今回は、2024年10月に実施した社内勉強会のトピックについてご紹介いたします。
第1週:「疲労について考える(1/n回)」
10月1週目はリサーチャーの月岡より「疲労について考える(1/n回)」というタイトルで発表が行われました。
スポーツに限らず日常の様々な場面で”疲労”という言葉が出てきますが、実は疲労の解釈は難しく、定まった定義は現在のところないとされています。
運動生理学の専門書などを参照すると、疲労は大きく分けて末梢性疲労(主に骨格筋で生じる疲労)と中枢性疲労(主に脳・神経系で生じる疲労)に分類されますが、実際にはその要因は複雑で、現在の科学をもってしてもすべてが明らかになっているわけではありません。
「疲労について考える」というテーマは今後も月岡よりシリーズ化して発表される予定です。スポーツ科学に関わるユーフォリアのメンバーとして、参加者は知識をアップデートしていきます!
第2週:「新サービス・新製品の創出のための研究とは?」
第2週目の勉強会では、9月よりユーフォリアR&Dセンターに加わったデータサイエンティストの西山より「新サービス・新製品の創出のための研究とは?」というテーマで発表が行われました。
西山がこれまで様々な企業で新サービスや新製品の研究開発に携わっていた経験から、ユーフォリアメンバーに向けて自社の取り組みに活かすための知見を共有してくれました。
新サービスや新製品の開発には当然、成功も失敗もつきものです。
重要なことは、なぜうまくいったのか、なぜうまくいかなかったのか、その要因や理由を深堀りながら、発表が進みました。
新メンバーの西山については、追って紹介記事を投稿したいと思います!ユーフォリアR&Dセンターは、スポーツ科学研究者だけでなく、データサイエンティストも在籍し、科学とデータの融合で新たな価値を創造して参ります。
第3週:「スタッツデータからわかること」
第3週目はR&Dセンター センター長の田中より、「スタッツデータからわかること」と題して発表が行われました。
読者の皆さんは”スタッツデータ”が何かご存じでしょうか?
田中からは、スタッツデータの種類や解釈の方法と共に、現在ユーフォリアが進めているデータの集約と可視化、分析についても紹介されました。スタッツデータ等の客観的な情報と、研ぎ澄まされた選手の感覚を融合することで、より効果的・効率的なトレーニングやリカバリーに繋がるとユーフォリアは考えています。
第4週:お休み
10月第4週の勉強会はお休みでした。
また来月からよろしくお願いします!
スポーツ医科学研究やデータ活用に関するご相談について
こちらのnoteでは、今後も毎月の社内勉強会の様子をお届けしてまいります。
もし、このような社内勉強会のトピックについて「自分たちのチームや組織でも、同じような内容の講演をしてほしい!」など、ご関心をお持ちいただけましたら、ユーフォリアでは法人向け社内セミナーやスポーツ科学に関するご相談を受け付けております。
以下のお問い合わせフォームより、「取材・講演・イベント登壇などのご依頼」の項目をお選びいただき、お気軽にお問い合わせください。内容や形式、費用などについて、追ってご相談させていただきます。
また、ユーフォリアでは受託研究のご依頼も承っておりますので、こちらについてもご興味のある方はお気軽にご連絡ください。