【詩】無題

言葉たちは白紙の窓枠から夢をみる
私はそれらを拾い上げ
糸に通し
繋ぎ合わせ
詩へとその形を変容させる
紡がれた詩は重量を失い宙を漂う
風に流れていく詩がせめて解体されないように
いつまでも見守っていた

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