音を楽しむと書く
星野源の配信ライブ『“Gratitude”』を観ている
私のイチオシ、星野源。
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最初に気になったのはラジオだった。家事をしながら聴いてた手を止めて、ラジオが流れるスピーカーの前に正座して、次の日にはCDを買っていた。
なにこれ?なんでこのコードの後にこの音がくるの?白スーツ鬼かっこいいな。ピアノやばい。カップリングやばい。
なんだこの人!
これまでに出ているCDを買いあさり、人生初ライブに思い切って行き、テレビで追いかけ雑誌で追いかけラジオでも追いかけ、少し落ち着いて今に至る。
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コードの話とか歌詞の話とか、色々話をしたいことはあるけど、この人の魅力は「音楽してるところ」だと思う。
これまで楽器をやってきて、基本的にはきちんとやるもの、と教育されてきた。
この和音の次にはこれがくるのが普通
人前に出るときにはちゃんとした格好を
動きを揃えて
演奏するときには楽譜の通りに
作った人の考えを汲み取って
ピアノの姿勢の話をしたけど、ほんとに音楽が楽しいときって、見た目とかルールから解放されたときだ。だから実は、いつもリハーサルが楽しい。
星野源のライブは、いつもリハーサルみたい。ルールはちょっと置いておいて、こうやって楽しむことができるよと気づくライブ。
もしまだみたことがない人は、是非ライブからスタートを。
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