もう一度観たい!「はたらく細胞」#映画感想文
昨日、ようやく「はたらく細胞」を観た。
アニメを観たときあまりハマれなかったのだが、レビューが良かったこと、「実写化大成功!」などのネットニュースを読んで観に行く気になった。
私が行った映画館は同じ時間帯で2つのスクリーンで上映していて、なんとなく大きい方のスクリーンを選んだ。
レビューによると親子連れも多いようだが、私はキッズが多い映画にはちょっとトラウマがあり(「借りぐらしのアリエッティ」を観に行った時、隣にいた小学生女子がずっとママに話しかけていて集中できなかった・・・)、敢えて端の2席だけのエリアを選んだ。
ギリギリに映画館に滑り込んだけど、やはり親子連れが多い。
そして引きが強いというかなんというか、後ろの席はママと小学生女子の2人だった(始まる前も始まってからもずっと喋ってた・・・)。
そんな過酷な状況でも映画は最高だった。
「赤血球」と呼ばれる永野芽郁ちゃんと「白血球さん!」と芽郁ちゃんに呼ばれる佐藤健さん。
キラーT細胞の山本耕史さんやマクロファージ先生の松本若菜さんなどとにかくキャストが豪華。
原作は読んでいないのでわからないけど、映画では阿部サダヲさんと芦田愛菜さん親子の体内の変化を細胞たちが表していく。
切ないのが芦田愛菜さんは高校生設定なので体内もキラキラしてイキイキしている。
一方、食生活が乱れ、お酒もタバコもやっている昭和なお父さん・阿部サダヲさんの体内も昭和感。
なんかさびれた場末のような様子で、細胞たちもすさんでいる(「早く酸素持ってきなさいよ!」などと罵声を浴びせている)。
コレステロールが多いから道(血管)を赤血球が通りにくい。
「私もこれだな」と友人と話し合った。
この前久しぶりに2週間近くひどい風邪を引いていた。
その間に受けた健康診断では白血球の数字が悪く「感染症の疑いもあるが、他の病気もあるかもしれないから再検査を」という診断を受けた私。
この映画で激しく悪い菌と戦う佐藤健さんを観て、あの時の白血球の数字は戦いの結果なんだなと気づいた。
白血球さんありがとう!
とにかく細胞役の皆さんが楽しそう。細胞なので出てきてすぐ死んじゃう方もいるんだけど、それでもオファーがあったら私もこの映画出たいと思う。
深キョンは肝細胞だったかな。阿部サダヲさんの体内のクラブ?スナック?にいた。
そして最後は泣いた。細胞のために自分の体を大切にしようと思った。
あと嬉しいことを増やしてアドレナリンを出そう思った。
アドレナリンが出ると、体内のDJ KOOが「アゲアゲ~」と盛り上げてくれて細胞たちが踊って楽しそうだからだ。
自分の体を見直すきっかけとなった「はたらく細胞」
年末年始の暴飲暴食を前に、戒めも含めもう一度観ようと思う。