「おいハンサム!!」#映画感想文
ドラマ「おいハンサム!!」が大好きで、映画化を楽しみにしていた。
あんまり恋愛がうまくいってない3姉妹と両親が繰り広げるホームドラマだ。
次女(佐久間由衣)は離婚して確か実家に戻ってきていたが、長女(木南晴夏)、三女(武田玲奈)は家を出ている。
家を出た娘達も時々ご飯を食べに実家に帰ってきたり、ハンサムな顔で良いことを言う父(吉田鋼太郎)が定期的に招集する「伊藤家リモート会議」で家族で語り合ったりする。
母(MEGUMI)が食卓に出すご飯も美味しそうだし、1人飲みが好きな長女が行くお店のご飯も美味しそう。
そんなゆるいホームドラマだ。
今回の映画ではドラマよりも食べるシーンが多く、夜だったこともありめちゃくちゃお腹が空いた。
佐久間由衣の食べ方が上手すぎ!
話は「おいハンサム!!2」を観ていないとわからないところがあるので予習必須だし、そのシーンいる?と思うところは正直あったけど、家族っていいなと改めて思うことは間違いない。
映画では、母MEGUMIがやってほしいことがあることは先にお礼を言ってしまうということをやっていた。
例えば「じゃがいもの皮を剥いて潰してくれてありがとうございます」とか。
そう言われちゃうと、言われた方も「え。あ、うん」となってやらざるを得ない。
映画の最後はハンサムな父が「幸せになってくれてありがとうございます」と娘たちに言うシーンは、木南晴夏の涙に私も泣いた。
親ってずっとこんな気持ちなんだろうな。
映画を見て実家の味が恋しくなった私は、次の日実家に戻り母親のご飯を思いっきり食べた。
体重のことは一旦忘れて、「お母さんのご飯はやっぱり美味しいなー」と幸せを噛みしめた1日だった。