「遊びの経験」が、将来の学習に
こんにちは、奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
今回は、遊びと学習について書きます。
❤︎遊びと学習
「遊び」の「学習」を別に考えることは、
子どもにとっては矛盾しています。
「遊び」と「学習」をつなげる
つまり、
遊びの経験をいかに将来の教科学習につなげていくかの視点が大切です。
❤︎子どもにとって遊びは学習
子どもの成長を見てみると、
まさしく遊びそのものが学習であることがわかります。
「遊びか学習か」
という発想ではなく、
遊びそのものが学習であることを
正当に評価し、
年齢が上がるにつれて
遊びを通して学ぶ
遊びを入り口にして学びに発展させていく
といったイメージで、
学びの設計をしていくことが必要です。
❤︎ 大学入試が問題解決型テストに
大学入試が、
知識重視型のテストから
問題解決型のテストに変わってきています。
つまり、
知識だけを純粋に問う問題から、
日常生活の中にある問題点を取り上げ、
それをどのように解決していくか
を問う問題です。
生活や遊びの場面から、
論理的思考力を問う問題です。
❤︎ 「生活学習」と「系統学習」
体系的に学ぶ主要教科の壁を取り払って、
生活に関連のある
具体的な問題を解決するために、
論理・数学的な発想、
生物学的な知識、
読解力…
さまざまな能力を総動員して考えることが大切です。
❤︎算数の計算と文章題の関係と同じ
これは、
算数での
計算問題と文章題の関係にも当てはまります。
計算は、
文章題を解くための道具です。
文章題を解くということは、
数式の世界だけで問題を解くのではなく、
実際の生活の場で起こる問題を解決するために、
状況を把握し、
どんな数式を立てれば問題が解決するかを考えることです。
文章を読み、
さまざまな情報を読みこなす力です。
生活のなかのありふれた場面を使って
将来の思考力の土台をつくることが、
遊びの経験を学習につなげることの一つの視点になります。
たま、
そうであるから、
学びが興味深いものになります。
❤︎考えるチャンス
話を理解し、
その場面をイメージし、
質問の意図を踏まえて答えを導き出す…
このプロセスにこそ、
「考える力」を鍛えるチャンスになります。
❤︎まとめ。「遊びの経験」が、将来の学習
子どもにとって、
遊びの経験は、生活の中にあり、
学びそのものです。
遊びと学びを切り離して考えるのではなく、
遊びは学びにつながるという視点を持つことが大切です。
その視点が、将来の学習を興味深くものにします。
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