TVグランメゾン東京で蘇った一流の仕事とそこで初めて知ったフランス地方菓子の存在。
先日放映された、キムタク主演の「グランメゾン東京」、私的には、見どころ満載でかなり面白かったです!中でも感動したのは、ランブロワジーで撮影したということ。あのパコーシェフがテレビ番組の撮影に大切な厨房を貸したというのは、ちょっと驚きでした!しかし、厨房が今もあんなに美しく保たれているというのは、さすがです。
パリにいたとき、L’Ambroisie ランブロワジーでも研修したことがあるのですが、ここ色々な意味ですばらしかった!まずシェフです。とにかく誰よりも早く出勤。自ら冷蔵庫などをピカピカに磨いていたのが印象的でした。研修したお店の中で、ここの賄いが一番美味しかったことは今でも忘れません。そのままお店に出せるレベル。
デザートには、他では作っていなかった地方菓子を作っていたのも興味深かったです。パコーシェフが修業したというリヨンのブレッサンヌや赤いプラリネのタルトなどです。デザートは全般的にシンプルですが、素材、製法を極めているゆえ、感動の美味しさです!
先日、久々に顔を出したら、私がいた時から働いている、今はメートルのパスカルがいて、デザートでも食べてけば?ということになり、チョコレートタルトをご馳走してくれたのですが、見た目はよくあるタルト生地にガナッシュのあれです。しかし食べてビックリ!天にも昇る軽さ!どうやって作るのか、また厨房にもぐりこみたくなりました。
ということで、久しぶりに当時のガムシャラな自分を思い出して、初心に戻りました。写真も30年以上前のものです〜。
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