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神に近づく大聖堂と物語のあるステンドグラス

中世ロマネスク建築に変わり、12世紀、建設されはじめたのがゴシック建築の聖堂です。ゴシック建築は、ロマネスクと違って天を目掛けるように高く建物をつくるのが特徴。それは、より神に近づくイメージで建てられたとか。壁面にはステンドグラスが施されるようになり、キリストの受難の物語が描かれるようになりました。当時は書物もなかったし、ほとんどの民は字が読めなかったので、そのステンドグラスがキリスト教を理解する一つの手段でもあったのです。

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しかし、15世紀、ドイツのグーテンベルクが活字印刷を発明したことにより、聖書が普及していったとのことです。最高のステンドグラスは、シテ島にあるサント・シャペル教会ですね。サント・シャペルは、ルイ9世(国民から最も愛されている王様の1人。嫁、姑の関係が最悪だったが)が、その教会を建てる費用より高いお金を支払ってまでビザンチンから買い取ったキリストの聖遺物が保管されているそうです。(その聖遺物を納めるためにサント・シャペルを建てたのです)

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*聖遺物とは、キリストや聖人が身につけていたものや身体の一部

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